日本のパスポートは凄いっちゅう話や。 | 日本のお姉さん

日本のパスポートは凄いっちゅう話や。

友達がフランスのレストランで、フランス人の店の人に何人かと尋ねられ、

「日本人や。」と答えたら「うそつけ。パスポートみせてみ。

ホンマか、調べたるわ。」と言ってレジでこっそり台の下で

チェックしたんやて。

そしたらそのフランス人、「わあ!!すごいわ!本物や!

日本のパスポート、凄いなあ!あんたの顔の写真が

もう一個、別んとこに浮き出てるで!!」って、言ったんだって。


フランスは偽札のチェックのために、レストランでは、大きい金額の

お札を出されたらチェックする機械があるんだって。

友達は、その浮き出た写真はいったいどうなっているのか実際には見なかったんだけど、

日本のパスポートはひそかにお金がかかった作りになっているらしいんだよ。


アメリカは機械で処理できないパスポートを出している国からの

旅行客からはビザがないと、入国させないようにするとか。


この間、グアムに行った時、機械に指を乗せるように言われて、指紋を採られた。

カメラで目の虹彩(こうさい)の写真も撮られた。みんな撮られていたケド、

あれはビザの代わりなのかな?


アメリカはテロ対策に真剣に取り組んでいる。

おかげで、日本のお姉さんはグアム空港で、忍耐を試されたよ。

アメリカのせいじゃない。

テロリストのせいなんだ。


入る時は撮影に時間がかかるのか、結構待たされたよ。

帰りはカウンターで搭乗券をもらい、全ての荷物を持ってレントゲンの機械に向かう列に

並ぶんだ。レントゲンの機械まで来たら、荷物とチケットを渡し、レントゲンで見てもらって、

こんどはチケットを返してもらうために円形になって待つんだ。名前を呼ばれたらチケットをもらう。

これだけのために2時間かかったかな、、、。1時間だったっけな、、、、。もう時間なんてどうでもいいわ。

グアムの海はきれいだった。だから許す。

ツアーガイドのグアムの人が面白かったから許す。

ツアーガイドの椰子の木で火をおこす役目のグアムの人は「ショーコー、ショーコー、

アサハラショウコー!」って言ったから許さない。

南の島の楽園で、日頃の疲れを癒しているのに、なんで日本のテロリストの名前を聞かされないと

いけないんだあ!?ああん!?

グアムの人は日本語が上手いの~。

空港でパニックになっている中国人の奥様が英語で質問しているのに、

係員のお姉さんったら、ずっと日本語で答えてるもんだから、中国人の奥様、かわいそうに

もっとパニクッってたわ。わたしは、むうっとする暑い空港の中で、汗をかきながらぼうっと

しちゃってて、直ぐに彼女を助けてあげれなかった。

一緒に行った友達もどこかにいっちゃって、もうわけわかんない。

ひょこっと現れた友達はJALの列に並ばないで、他の会社の列に並んで荷物をレントゲンにかけたから、

早く終わったんだって。逆に「どこ行ってたのよー!」って、怒られたんだけど、わたしたちの

飛行機って、JALだったよね?

どの列にならんでもよかったの?

ホテルが並ぶ街は、まるでディズニーランド。

夜にバスに乗っても恐くない。

グアムって、昼は海やジャングルで遊べるし、夜はデューティフリーショップで

買い物が楽しめるの。ABCショップでは、アメリカっぽいものが買えるの。

海に行っても日本のお姉さんしかいないのよ。

物売りの現地の人はいないの。

ホテルの裏はプライベートビーチよ。(わたしたちのは違ったけど。)歩いている現地の人はみんな

観光業の従業員よ。現地人の子供なんて、どこにもいないの。

観光客は隔離されていて、朝市に行けばやっと現地の人に会えるわ。

普通のパン屋さんで買った手作りブラウニー、

めちゃくちゃおいしかった。

ホテルの前のタイ料理レストランのお昼のバイキング、日本で食べるタイ料理よりずっと

おいしかった。横井さんが隠れてたジャングルは、いがいと平坦な場所だった。

石けんの実と葉っぱで作ったお皿を、ジャングルクルージングの

おみやげにもらった。

友達は、ヨン様が小指にしてたのと同じブルガリの指輪を買った。日本で買うよりかなり安くて、

グアムの飛行機代ぐらい得したそうだ。

グアムは税金は安いけど、ガソリンが高くて大変だとツアーガイドさんが

言っていた。何年か前のハリケーンではえらい目にあって、いまだに壊れたまんまの店もある。

朝市にはきれいな蘭の花がいっぱい売っていて、結構現地の奥様に買われていた。

朝市で買ってその場で穴をあけてもらったやしの実のジュースはおいしかった。

朝市をうろうろしても誰も日本人にびっくりしない。じろじろ見たりしない。海にいるというウミウシ君には

出会わなかった。砂浜は白くて、椰子の葉はさわさわ動き、海の水はエメラルドグリーン。

ポストカードのような美しい景色だが、いがいと暑い。ホテルに続く道の側の青い朝顔を横目で見ながら

よろよろと、無言で歩く。こんな暑さはポストカードではわからない。

マヒマヒ料理はお勧めだ。付いているタレがおいしい。ローカル料理はやっぱりおいしい。

やしがには高いのにおいしくない。食べないことをお勧めする。

遊べるのはグアムだけど、癒されるのはバリ島だ。友達はバリ島のように物売りに追いかけられなかった

ので、それだけはグアムが良かったと言っていた。


アメリカが要求しているような、機械を通せるパスポートって、

どんなんかな?

せっかく、日本のパスポートは写真が印刷に変わったのに、また変えないといけないんかな。


日本人は海外でよくパスポートを盗まれるから、日本人のパスポートといえども

アメリカは信用してはいけないんだよな、きっと。

グアムはお年寄りでも安心して楽しめる場所のようだ。

日本のお姉さん、おばさん、おじさん、お兄さん、おじいさんがいっぱいいた。(おばあさんは記憶に無い、)

3時間で行けるのがいい。


グアムの大学の学生は3分の一は日本人だとか、、、。やけに多い。本当にそんなに多いのかあ?


観光でにぎわう美しいグアム島だが、アメリカの最先端の船や潜水艦が揃った軍事基地がある島だとはあまり意識されていない。アメリカがしっかり守ってくれているから、日本人は安心して遊べるということかな?

日本人がいっぱい買い物をするから、グアムの人は潤っているかしら?そんなにグアムの人はお金持ちそうには見えなかったけど、ゆったりすごしているようだった。

誰が潤っているのかな?