問題点はひとつではない | ひみつのnyaon

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OL雑談日記…別にぜんぜん秘密じゃないんだけど、長年のタイトルを変えるのが面倒だった…

 

舞鶴、相撲巡業

 
昨晩から延々と流れているこのニュース
動画もいくつか上がっているので、見てみました
 
ツイートしている人のコメントや、それについてさらにコメントしているひと
それぞれの意見が出ていますけど
 
動画を見る限り、女性に土俵から降りるようにというアナウンスは2回
降りなさい、という命令形ではなく、降りてください、でしたね
 
そして、その後
 
男性の方、上がってください
 
土俵に女性が上がるのは、よろしくない、というのは後付のもので
本来の意味ではないことも含めて
 
人命救助にそこまで戒める必要があるの?
 
という部分がひとつ
 
このアナウンスは、若い行司が観客からの、女性を土俵に上げていいのか?という問いかけに応じたという
その部分がひとつ
 
もうひとつは、この騒動のあと、何事もなく(何の説明もないまま)相撲が始まったこと
 
これは後の理事長の不適切発言だったと会見したことにも通じるけれど
この場で起きたことすべては、興業側の不手際だと思うのです
 
相撲の組織が、実にくだらない思考で動いているのは知れ渡っているけれど
巡業中に起こりうることの想定に、こういった案件がなかったことが
大きな問題点
 
人が倒れて、驚いて周りを取り囲むところまで数秒
覗き込んでいるだけの人たちで数秒
土俵に上がりこんだ最初の女性医療従事者は、そこまでの秒数を計っていたと思います
蘇生に必要な秒数、心臓マッサージのカウント、消防関係者がAEDを持ち込むまでのカウント
さらに後から土俵に上がってきた女性のかたも医療従事者なのでしょう
出来ることがあるからこその判断だったでしょうし、そこはもう条件反射だったと思います
 
市長は意識も回復し、くも膜下出血だったと公表されました
 
国技、神聖な場所、というのなら、人命にかかわる事態においての国技たるゆえんを見せてほしい
とっさのときに本性が見える、というのはこういうことなのかもしれない
 
 
と、ここまでは今日の夕方までに知りえたニュースで思ったこと
 
その後、朝日が、女性が土俵にあがった後、土俵に塩をまいたことをニュースにしていました
塩をまいたのは、女性が土俵にあがったからと誘導しているけど、仕切り直しの意味じゃないの?
なんでもそこに結び付けたがるのは浅慮