『地球の間借り人』の私は、
借りものを返すと、小さい小さい核のような
私らしきものが、せめて残るのだろうか?!と思っていた。
(そうなると、もう私とも呼べないかもしれないと考えたりして。)

すると、空いっぱいの光景から、
私の声が響いてきた。