イーアスつくばのムービックスにて映画
「アマルフィ 女神の報酬」
http://www.amalfi50.jp/index.html
を観た。
予告での素晴らしいイタリアの風景に魅せられての鑑賞だった。
予告映像の印象ほどアマルフィ地方の海岸線の風景は映画に使われていなかった。
ルパンⅢでよく追いかけっこに使われるような石作りの街並みは見事だった。
織田裕二扮する黒田外交官が活躍する映画だが、シリーズ化してもよいと思われる。
脚本をもうちょっと現実味を持たせキャストをどうにか違う配役にすればもっと良い映画になったであろう。
テロリストが主人公に諭旨説得されるなどありえない。
外務大臣がお笑い芸人のようで貫禄がない。
大使館職員の佐野史郎、なんとも緊張感のないイメージなので合わない。
同じイメージで大塚寧々もダメ。
余りにも日本人登場人物が多すぎて、単なる日本映画の海外撮影となってしまったのは残念なのだが、 所詮日本映画なのだと思えば自分の中での総合評価は概ね○だと思う。
織田裕二は公務員役が多いね。文句のつけようは無い。
天海祐希が演じた誘拐された子供の母親役。
これは演技がうまかった。
こんな糞親がいたら実際あたまにくるが、そう思わせるほどの熱演だったと思う。
あと映画中のパーティの場面に登場する女性歌手。
歌も声も良し。
サラ・ブライトマンの「TIME TO SAY GOODBYE 」
たぶんヒット曲となるだろう。
イタリアへ旅行客も増えることだろう。
私も行きたい。
もう一度日独伊三国同盟してもいいかもね。
