前回からの続き


3/28、抗生剤を飲み切り数日が経過してので、再び血液検査のため受診。


<血液検査結果>





今回の腎盂腎炎の所見については、すべて正常値となり、ここで一度治療終了となった。が、何度と言うように、腎盂腎炎はぶり返ししやすいため、少しでも発熱や食欲が落ちたら、すぐに受診し再発していないか確認が重要となる。また、腎盂腎炎は強い炎症を起こすため腎臓自体へのダメージも少なくない。繰り返すことにより、嚢胞腎を抱えた腎臓へのダメージは致命的となりうる。その証拠に、今回のSDMA値が悪化している。これから、またトルバプタンの服用を開始し、どこまで腎臓の負担を減らせるかが今後の腎機能の維持に繋がっていくと考えられる。


腎盂腎炎の多くは、尿路感染から起こることが多い。ただ、兄猫の場合、トルバプタン(利尿剤)を服用していることもあり、常に大量の尿を排出していることから、外部からの感染は考えづらく、腎結石や、尿管結石、膀胱結石等自体が細菌を抱え込みやすく、また動いた際に腎臓や尿管、膀胱を傷つけることにより、その傷から細菌が混入することありえることから、こちらの原因ではないかと推測される。この場合、再発の危険性はさらに高くなるため、日頃から注意深く様子を観察し、万が一再発してしまった場合でも、悪化させることなく、なるべく早く受診治療できるよう心がけていきたいと思う。


腎盂腎炎の初期症状→発熱と食欲不振