氷点 | ごはんの記録

氷点

ってー!
『続 氷点』 ありきの『氷点』だったのか!?


びっくり。



三浦綾子さんの作品は10代の頃にいくつか読んで

何を読んで何を思ったかは記憶にないのだけれど
『塩狩峠』は、いたく感動した。ということだけ覚えているのです。



なぜ『氷点』を読まなかったかというと

長いから。


上下巻あるでしょ。



途中で嫌になるのが嫌で。



で、なぜ今頃『氷点』を読んだかとゆーと


気になる作家さんが好きな作品の1つとしてあげていたから。



誰かのお気に入りを真似ることが好きなんです。





今日は予定のない1日だったので、かなりの気合いを入れて
『氷点』上下巻を読破しました。

途中で疲れても、執念で読み続け
もはや内容どうこうよりも「読み終わるー!」っていう気持ちでいっぱいだったのに


続、なのか!



振り出しに戻る的な気持ちです(  ;∀;)




しかし、ここまで登場人物それぞれの性格がわかりやすいってのはすごいな。
唯一、陽子だけが読者に共感されないんじゃないのかなぁ。

理想として認めるけれど共感しにくい。


それが狙いだというようにも思わせられるけど。



昨今は「いるだけで誰かの役にたっている」っていうような赦しがもてはやされている中(多分)

「生きているだけで罪!」みたいな厳しさを突きつけようとするってゆーのは


新鮮な気すらします。



仕方ないよ。 人間だもの。


ってー、『続 氷点』では、まさか人間としての陽子が描かれるのか!?

気になるけど読む気力が続かないよー。

わー