
あっという間に9月も
半分が終わりましたね。
お子さんの回復は
順調に進んでいるでしょうか?
実は先日
クライアントのSさんと
お話ししていて
改めて実感したことが
あるんですよ。
それは
お子さんの回復には
「親子の関係性の
改善が必須!」
ということです。
特に
思春期に不登校に
なっている場合
反抗期なども加わって
「親子関係が
うまくいかない」と
言われる方も
多いのではないでしょうか?
今日は
そんな状態から
脱出しつつある
クライアントのSさん
のお話しを
現在中学3年生。
中学受験を経て
中高一貫校に
入学したものの
中1の2学期から
行き渋るようになった
そうです。
小学生の頃から
宿題や翌日の準備等
自分でさくさくと
進められていただけに
戸惑うSさん。
それまで
ワーママの
Sさんの手を
わずらわせることが
ほとんどなかった娘さんが
反抗的になっていく姿にも
ショックを受けられた
んですって。
この思春期には
つきものの
お子さんの
反抗的な態度ですが
これが不登校と同時に
起こると
「このまま
好きにさせては
大変なことになる~」と
多くの親御さんは
思うのでは
ないでしょうか?
Sさんも
そう思われた
おひとりで
「登校を渋る娘さんを
受け入れる」
という
王道の対応ではなく
「少しでも
学校へ行かそう」と
していたそうです。
すると
妹さんへの暴言や
Sさんへの暴力が
始まった娘さん。
気に入らないことがあると
昼夜をとわず
やたらSさんに
甘えてくる日があったり
徹底的に拒否されたりと
娘さんへの対応に
翻弄される日々。
その後
娘さんは一時的に
登校する時期がありつつも
長続きせず
2年生の途中からは
完全不登校へ
突入されたのでした。
Sさんは
娘さんの対応に疲れ果て
自力では限界だと感じ
カウンセリングを
受けて下さるように
なったんですよ。
娘さんとの関係性を
回復するべく
娘さんファーストを
心がけて頂くことに・・・。
「本当にこのまま
好きにさせていいの?」という
葛藤がありながらも
色々頑張って下さったんですよ
すると
この4月からは
再び学校へ復帰し
約1年ぶりに
中間テストをうけることも
できたのでした。
ところが
喜んだのもつかの間
学校のとあるイベント絡みで
Sさんと、娘さんがバトルに
なったのをきっかけに
再び不登校に
そんな中で迎えた
夏休みには
「みんなもお休み」という
解放感と
Sさんご自身の覚悟から
今まで難しかった
「お口チャック」を
かなり頑張って
下さったんですよ。
それに加えて
娘さんが行きたい
というイベントには
心配の虫が騒いでも
娘さんを信頼して
起きていったんですよ。
1学期後半は
ほとんど学校に
行けていないにも
関わらず
夏休みの宿題を
頑張る娘さん
(すごい!)
そして
Sさんの意見に
素直に耳を傾けるように
なったり
疲れていても
片付けをさっさと済ませるなど
今までとは明らかに違う
行動を取るように
なったのでした。
更に
嬉しいことに
Sさんが
うたた寝をしていると
タオルケットをかけて
くれていた とか・・・。
「こんな優しい気遣いは
2年ぶりです」と
嬉しそうに
そんな感じで
娘さんとの関係の回復に
手応えを
感じていらっしゃった
Sさんを更に喜ばせる
ことが・・・。
ご主人の強めの
登校刺激のおかげで(苦笑)
9月前半の登校が
激増
そして
体調不良でお休みした日にも
「オンラインで授業をうけたい」と
言うなど
次々と起こる娘さんの変化に
Sさんは戸惑いつつも
喜ばれていたんですよ。
気がつけば
最近では
暴言暴力はなくなり
感情的に
家を飛び出すことも
親子の関係性の改善は
問題行動をなくす
だけではなく
お子さんに
たくさんの
変化をもたらし
回復を、ぐーんと
進ませてくれます
それだけに
最優先で
取り組んで頂きたいこと
なんですよ。
もし
「なかなか改善されないなぁ」と
感じる時は
専門家の力を借りるのも
オススメですからね。
早く取り組んで
Sさんのように
嬉しい変化をたくさん
感じちゃいましょう
Sさんシェアの快諾ありがとうございましたm(_ _)m
娘さんの「更なる回復」をめざして
引き続き頑張って行きましょう
最後までお読み頂き




クライアントのYさんが「境界線」を引けるようになって感じた違和感のお話しです


お子さんがゼロヒャク思考になる「仕組み」と「対処法」についてのお話しです



日々の生活で「あれこれ不満がいっぱい」という方へのおすすめのワークについてのお話しです
質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さいね