今日は
「お子さんが不登校から
回復してきたぞ~」という
親御さんにむけて
お届けしま~す
お子さんが
一度不登校になると
「また行けなくなるのでは?」
という不安から
「ついつい
手を出しすぎてしまう」
ということは
ありませんか?
少しでも負担なく
スムーズに動けるように
「色んな面で
きちんと整えておいて
あげなきゃ」
って思うんですよね。
でも
これって実は
お子さんの
自立への機会を
奪っている可能性が
あるんですよ~。
というのも
色んな面が整っていると
お子さんは不自由を感じず
自分で考えて動こう
という意識が
働きません
そのため
本当はできることも
自分でしない
のです。
わが家の場合
下の子の送迎が
まさにそんな感じでした。
中学時代に
不登校だった下の子が
全日制高校に通っていた時は
回復期真っ只中!
高校が遠いということもあり
マイカーでの送迎を
していたんですよ。
思っていたのですが
なかなか慣れない(笑)
「そろそろ電車で
行ってみたら?」と
言ってみても
なんやかんやと
理由をつけて断る下の子。
その様子を見て
学校へは
行くだけで精一杯で
自力で行くことは
しんどいんだろうと
私は思い込んでいた
のです。
そんなわけで
私は
下の子の電車通学に
ついて
あきらめモードに
下の子が高1の2月に
私が1泊2日で
県外へ出かけることに。
気になりつつも
夫も義理両親もいるので
何とかなるかと
思い出発
ところが
私の留守中
下の子は
高校入学後
初めて電車で
学校へ行く
という嬉しい行動を
見せてくれたのでした~。
当時は
「私がいないと
休むんじゃないか」
ぐらいに
思っていた私は
びっくり
ところが
更に驚きは
続きました
初めての
電車での登校で
自信を取り戻した
下の子は
「電車通学を
してみようかな?」
と言い出したのです。
毎日は厳しいかも…」という
夫の声をよそに
下の子のやる気を尊重し
通学用の定期券を
準備して
いざチャレンジ!
そこから
コロナで臨時休校になるまで
約3週間
送迎もたまに入れつつ
電車通学を
こなしたのでした。
あの時
私が県外へのお出かけを
しなかったら
私はもちろん
下の子も電車通学を
思いつかなかったのでは
ないかと思います。
それだけに
ある程度回復すると
そこから更に
上の段階に進むのは
難しいもんだなぁと
実感したんですよ。
こういう時こそ
必要なのが
カウンセラーなどの
第三者の視点です。
「お子さんが
困らないように」
という親御さんの
意識と行動は
これまで当たり前に
やってきただけに
ご自分では
気づきづらいです。
むしろ
お膳立てを
してあげることが
お子さんのためになると
勘違いされているのでは
ないでしょうか?
残念ながら
お膳立てをし続けていると
いつまでたっても
お子さんが
自分で動かず
親御さんが
サポートし続ける
ことに
なりかねません
そうなると
お子さんの自立も
遠ざかってしまいます
からね。
もし
「お子さんの回復が
停滞している」
と感じる場合は
一度、信頼できる
第三者に外側から
現状を見てもらい
お子さんが着実に
自立へと向かうように
行動を修正して
いきましょう
最後までお読み頂き
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