1938 Rolls-Royce






剛ちゃんを拾い育てた親父が言った


オークション会場でロールスを見つけ、落札する親父の決心には尊敬だ


そう、こちらが、日本自動車博物館でロールスを見てからNYAOCOが行方を気にしていた、あの子


1938年に製造され、1939年から始まる第二次世界大戦の時代を、正に生き抜いてきた貴重なRolls-Royce 様なんです






2010年の3月にG.Motor.Artへ、まだ生きたいと蘇生にやって来ました

そして、2010年4月頃より修復作業を開始し、約4ヶ月程の月日を経て見事に蘇りました


2013年現在でなんと75歳の長老だぁ~ぃ

PONちゃんもまだまだ元気だったあの頃...



ドアは前から後ろに開くんですね



内装は本革シートで、木製のドア以外は、意外にも綺麗な状態でビックリしました


スピリット・オブ・エクスタシー“ Spirit of Ecstasy ”

第二次世界大戦の前後に、女神が膝まづく形(kneeling-type)のバージョンも作られているそうですが
このタイプは、女神が立っているバージョンですね


1934年にデザインされたニーリングバージョンのモデルは、多くの衣装を纏っている様ですが

でもソノ元となった、それまでのオリジナルモデルは右半身がヌードだったりしたみたいですよ

ソレが見てみたいですよね----




なにやら、ホチキスでも留めてあります


ドアの部分なんか、悲惨な状態でしたね




ある程度、掃除機などで絨毯を綺麗にしてから、外装はパテで修復していきます



lightも凄く綺麗で、良い状態で保管されていたんだなぁと感じました


パテが終われば、塗装前のサフェイサーを仕上げます


そしてこれが全塗装直後の写真



もう、完璧に蘇っていますね



さて、ここまで、過去の写真を掘り出してきてUPしましたが、
なんと今回このRolls-Royceが9月21日(土)22日(日)にポートメッセ名古屋で開催される
名古屋オートレジェンド2013へ出展する事が決まりました


なかなか見る事のできない車なので、興味のある方は、是非足を運んでみて下さいね


NYAOCOは2日間ともブース近くに居ると思います

今は1938年代のトレンドファションやメイクを探し中です




フィンガーウェーブは、流石に自分ではできないから、どーしよーかなぁ...
そんなこんなで、色々な想いがこのロールスには詰まっているのです











展示の為に、更に綺麗に




更にその後はオークションへ出品する方向なので、とても楽しみにしているのです


また、追々更新していきますね




1938-Rolls-Royce
塗装・修理 G.Motor.Art
所有・管理 メイトウ自動車
G.M.A NYAOCO


