ラジオを聞いている時に、耳に入った詩・・・。

『千の風になって』

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬にはダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています

あの 大きな空を 吹きわたっています



今度の日曜日に、彼が遊びに来ます。

私のところの帰りに・・・事故で亡くした恋人のお墓参りに行く事を知りました。

『え?だって、帰ってその足で夜勤でしょ?』

『そうだよ。でも、職場へ向かう沿線だから大丈夫だよ。』

『でも・・・』そこまで言いかけて、口をつぐみました。

最近、私の頭の中に浮かぶ奇妙な光景・・・。彼にその話をすると・・・その光景は・・・『彼女』が最期に見た彼の姿・・・。

・・・驚きました。

着ている服の色・・・彼の前にある植え込み・・・後の建物・・・

・・・どうして???


彼が、恋人を事故で亡くしたのは知ってました。

思い出すと辛いから・・・と、詳細は一切話してくれない彼。

それは、最初から承知していた事だけど・・・。


永遠に時間を止めたその人に・・・私は妬いているのでしょうか?


その画像が・・・頭から離れない・・・。