昨日・・・学校から帰るなり、次男が涙目で訴えてきた。『ムカつく!!』と。


次男は、手足に障害と視知覚障害(細かい目盛りや漢字を書くことが苦手)という点を除けば、一見普通のお喋りな明るいクソ坊主だ(笑)


『どうして僕だけ怒られなければならないんだよ。どうして僕がクラスのお手本にならなければならないんだよ!!』


滅多に・・・と、言うか、泣き言を言わない次男坊が、涙目で訴える。


『まぁ、落ち着け。・・・どうした?』と、向かい合わせに座ってみる。



聞いてみると・・・


昨日は次男を含めて二人、訓練(リハビリ)に行かなければならなかった。


なので、朝学校に行った時に『下校時刻ピッタリに帰らないと、間に合わない』と、特殊学級の担任に告げた。


次男は、約三十分の道程を徒歩通学している。


二時には、付き添いのヘルパーさんが家にやってくるので、それまでに戻らないとバスにも乗り遅れてしまう。


次男は、あせっていた。何度お願いしても、自分のペースでしか動かないSちゃん(六年生)が、トロトロと帰り支度をするのを見て『みんな待っているんだから早くしてよ!!』と、言ってしまった。


返ってきた返事は『Sちゃんって、早く早くって言われるのイヤなの』


いつもいつも、Sちゃんのペースにうんざりしていた次男。


心の中で・・・やろうと思えば、なんだってできるじゃないか!Sちゃんより体の不自由なMちゃん(一年生)だって、頑張ってるのに。


そこで・・・担任が一言。『誰だってせかされるのはイヤでしょう?T君(次男)の方が悪い。やめなさい。』


次男の中で・・・何かが切れた。


僕は、早く帰らなきゃいけないって先生に言ってる。頑張れば五分で終わる作業を三十分以上かかるSちゃんのペースにいつまであわせればいいのか?Sちゃんは、いつも怒られない。怒られないどころかいつも僕のせいになってSちゃんは僕を笑う。


黙り込んだ次男に・・・更に追い討ち・・・『ほら、都合が悪くなるとすぐに黙り込む!』と、担任。


・・・日頃から『よく考えてから意見をいいなさい。感情だけでモノを言うな』と、私が教えた。


・・・・・私が間違っていたのか?



うるさい婆様を持つ六年生二人・・・この二人は怒られることもなく言いたい放題だそうだ。


『T君は、みんなのお手本なんだから・・・』


次男は、言う『僕は、お手本なんかじゃない!僕は僕だ!!』と。



『お母さんに話すまで悔しかったね。よく家まで我慢したね。えらいえらい☆そうだよ、お前はお前だよ(^^)』


と、答えた。


かあちゃんは、いつでもお前の味方だよ。


特殊学級内で、先生も含めて男子は次男だけ。・・・これだけ考えてもしんどいもんなあ(^^;)


さて・・・明日は参観日。


じっくり見てくるか(邪)