今日は母の日なのに、こんな記事ってのもおかしいかな?…( ̄_ ̄;)


小さい時から、親に甘えた記憶がない。


『お姉ちゃん』だから・・・という事だけで、二歳違いの弟と三歳違いの妹の見本であらねばならず・・・。


体の弱かった弟・・・。


ウチが一番大変だった時期に生まれた妹。


この二人が不憫だ、不憫だとばかり言ってましたね。


いい子でいなければならない・・・。


そう思ったのは・・・五歳の頃。



小学校低学年から難しい本を読み・・・母さんは、それをとても喜んでいましたね・・・。


小学二年生の私が読書感想文に選んだのは『よだかの星』


私が何を訴えたかったかなんて、母さんは気づきもしませんでしたね。


その年代の子なら、誰でも興味を持つ少女漫画もアイドルも娯楽番組も『くだらない』と禁止され、友達とも会話についていけなくなった小学校高学年。


卒業アルバムの私の目つきが・・・異様に大人びている事に子どもらしくない事に気づこうともしませんでしたね。


あの頃から、私は・・・誰も信じられなくなっていた。


言葉なんか発しなくても生きていける・・・。そんな12歳。


高校に入って・・・必要としてくれる人が、できた。


転がりだした私・・・家出、退学・・・『お前の事はもう知らない。勝手にすればいい』と探しにも来なかった母さんに言った私の言葉、覚えていますか?


『あんたの言うとおりに生きてたってロクな事がなかった!!』


以来、私は母さんの事を親だと思わないようにした・・・。


その後、定時制高校に入りなおして看護学校に通いだした私。・・・自慢の娘復活(--;)


母さんが、ベタベタに甘やかした弟妹は・・・学校を続けることも出来なかったのにね(邪)


私の人生は私の人生です。


母さんのために生きてきたわけじゃない。


いつも、どんな時も私の味方になってくれる事はありませんでしたね。


私も親になり・・・


当時の母さんの歳になりました。


誰かに依存し自分の価値判断だけで生きている母さんをとても気の毒には思うけど・・・なんのかんの言っても『親子』である事は・・・と、思ったこともあったけど・・・


『情』を、大切にしなければ・・・と、思ったこともあったけど・・・



母さん・・・私が嫌いですか?


私は・・・絶対、貴女のようにだけはならない。


・・・私は、貴女が思っているほど、強くないんです。



人として・・・貴女を好きになれないんです。