あまり気分は晴れてなくて

いつもの金曜日より激しかった深夜バイトを

退店時刻ギリギリになんとか無理矢理終わらせて

どうしても浮かれてない自分がいて

外で1時間ほどおしゃべりして気持ちを整理するのだけど

すでに朝の4時。

家に帰ってからも、ぼーっとして

夕ごはんの洗い物をして

洗濯機を回して干して



今日持っていく斜めかけバッグの縁あみを1段だけ編んで

内袋と持ち手だけとりあえず縫い付けて

6時就寝、7時起床。

荷物をチェックして着替えて

駅までパパに送ってもらい

行ってきます、とニコっとしたけど

東京へ出かけることには随分慣れてきたけど

今日は次男と一緒で良かった。

一緒にいないと気持ちがもたない。

ひとりでは動けない。



新幹線で斜めかけバッグを仕上げて、30分くらいうとうとして

品川で降りて、目黒のホテルに荷物を預けて、渋谷で待ち合わせ。

去年の夏のRATS on SET の暑さには参ってしまって

今年は暑さ対策ばかり想定して来たけれど

台風の影響で暑さだけはやわらいでいて

気持ちも少しやわらいできて

チケットの支払いを済ませ

ようやく昼食の頃に、落ち着いてきたような。



今回の"plugged" は奇跡の5番。

スマホから時報とともに送信したけど、いつもくらい遅くなったと思っていたのに

初めての最前列。

最前列ビックリマーク

最前列…!!

やっと目が覚めたように、我に返り、ドキドキして

ずっと手の届かないと思っていた最前列に

今、いることに

どーーーーしよーーーーーーショック!ラブラブ!えっ汗あせる音譜ドキドキ


目の前に、GAOさん!!

ステージの右側にいたので

わたしの位置からみると

GAOさんの奥にTさん。

Tさんも楽しそう。デジカメを、客席やGAOさんに向けている。

GAOさんは振り返って歌いながら、Tさんのカメラにポーズを決める。

このふたりを見るのも好き。


熱くなっていくGAOさんが、ステージのギリギリまできて

わたしたちの頭の上で歌っている姿に

その存在感と圧倒感に

もう、頭まっしろオバケオバケオバケオバケオバケ




いつも、どこかで隠れている次男が

春の"plugged" では扉の向こうのチケットの受付カウンターのある所で

ライブ中、ひとり椅子に座っていた次男が

最前列のわたしの所に来たので正直びっくりで。

耳栓を渡したら、そのままわたしの前で立っていて

共有してくれることにうれしくなって

後ろからハグしながら

GAOさんの生歌を聴く贅沢な時間。


そして、幸せな笑顔をみせるNedZのみなさん。


わたしも、やっと、心からの笑顔に。


心に栄養を、とMCでおっしゃっていたGAOさん。

そう、栄養不足に陥っていたのかも。



心に栄養を。



トラウマで、自分が『楽しい』と思うこと自体に罪悪感を抱いて生きてきた。

それを取っ払ってくれたのが

2年前の、七夕の

テレビの録画で初めて知って

一目惚れの恋をした

GAOさんと、GAOさんの歌声。


何よりの栄養剤。


サインのときにわたしの顔を見て

『ままちゃんビックリマーク』と

名前を呼んでくださるその数秒間は

夢のような至福の時。


そうだった、GAOさんの前ではわたしは

恋する乙女だった。


自分のためだけの幸せには没頭できない。


それでも、心は少しだけ軽くなっていた。