数字のカレンダーに慣れている今日この頃ですが

暦(こよみ)に書かれている十干十二支の組み合わせで

吉凶を判断する「選日(せんじつ)」のひとつに

「八専(はっせん)」があります。

全部で60通りある十干十二支を

陰陽五行(木・火・土・金・水)に割り当てていくと

2024/06/17「壬子」の日から06/18「癸亥」までの12日間で

同じ五行に属する日が8日間あります。

この8日間を「八専」と呼び、重ならない4日間は「間日(まび)」

といって、凶日から外れます。

日にち  干支  五行      日にち  干支  五行
 6/17 「壬子」 水・水      6/23 「戊午」 土・火→間日
 6/18 「癸丑」 水・土→間日   6/24 「己未」 土・土
 6/19 「甲寅」 木・木      6/25 「庚申」 金・金
 6/20 「乙卯」 木・木      6/26 「辛酉」 金・金
 6/21 「丙辰」 火・土→間日   6/27 「壬戌」 水・土→間日
 6/22 「丁巳」 火・火      6/28 「癸亥」 水・水

同一の気が重なることを気学では「専一(せんいつ)」といい

四柱推命では「比和(ひわ)」といいます。

 

同気が重なると、その気が良くも悪くも盛んになって、物事が偏るとされ

「見合わせた方がよい日」とされています。

(法事・ビルの取り壊し・婚礼・鍼灸・柱を立てるなどは×)年に6回あり。

しかし、八専明けの6月29日は、事始めに最適な吉日、干支の最初の「甲子」の日。

この日始めたことは、長続きすると言われていますから

「継続性」と「持続性」を求める物事をスタートさせるには良い日です。

しかし、お金の貸借など長引かせたくないことには向きません。

また、「甲子」の日は、七福神の大黒天様のご縁日♡

参拝も良いですね♪ 主に、お金にまつわるご利益があるとされています。

「八専」の期間は、「甲子」の日が良いスタート日となりますよう

ご自身と向き合って計画を練ったりしながら

生活と暦をうまくかみ合わせて過ごしていけるといいですね。