前回までのあらすじ。
療育手帳を申請→2ヶ月後、発達検査を受けることに。
療育手帳を発行してもらうための発達検査は、東大阪市では、子ども家庭センターで行われる。
場所は、東大阪の永和。駅からのアクセスが良いにも関わらず、駐車場や駐輪場を完備。
(支援センターなども、駐車場があったらなぁ…)
子ども家庭センターとは、子どもの問題に対して、児童福祉施設に入所させたり云々、必要な場合は一時保護を云々、というものらしい。
参照したのは、東大阪市のウェブサイトである。
某日、長男を連れて子ども家庭センターへ向かう。
時間に訪れると、まずはロビーで渡された用紙を記入。
長男のこと、家族のことなど。
その後、発達検査を担当してくれる方が現れた。
これから、長男を連れて、2階で検査をするとのこと。
私は、1階ロビーで長男の生育や発達検査の冊子(できることは○、できないことには✕を記入する)を書きながら待つことに。
ところが、階段の方向から聞き慣れた泣き声が聞こえてくる。
ぐずぐずと担当と階段を下る長男。
見知らぬ場所で私と離れたことが不安だったのか、泣きじゃくっていたので、結局、私も同室することに。
案内されたのは、6畳程度の部屋。
担当と長男はデスクに座り、型はめ、積み木、絵を見て指差し、色当て、お絵かきなど、検査を進めていく。
パズルと色が得意な長男は、好きなことは素早くこなす。
積み木は、不得意ではないが自分のやりたいようにしか取り組まない。
指差しは、以前と比べると格段にできる。
とはいえ、指で差すというより手でバンバン叩いたり、適当に「コレェ」と複数指したり、やはり苦手という印象だ。
1歳半検診だったら、なんとかクリアというレベルか。(彼はその時3歳半なのだが。)
この検査だが、ものの名前(イスとか服とか)はわかるのだが、ものの用途(座るとか着るとか)は、ほとんど指差しできなかった。
私からすると、定型発達の子は、ここまで理解できるのかと驚いた。
お絵かきについては、丸など真似をして描くことができない。
未だにぐちゃぐちゃ描くばかりである。
身体機能の発達については、階段や速く走ることはできるが、ケンケンはできない。
ジャンプはできるのだが、あまりやりたがらない。
次は、私への聞き取り。
記入した冊子の項目に沿って訊かれていく。
保育相談や養育の手続き、児童精神科などで、何度も聞き取りがあったが、今回冊子に具体的に書かれているので、答え易かった。
1時間半ほどで検査は終了。
ここで帰れるのかと思いきや、20分ほどで療育手帳の可否の判定がでるようで、このまま待機することに。
部屋にはおもちゃが4種類程度とトランプなどがあり、長男は勝手を知っているかのように取り出して遊ぶ。
そろそろ限界が来そうな長男をたしなめながら、担当者が戻るのを待った。