朝起きた瞬間、窓の外からシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワ……と、蝉の鳴き声が耳に飛び込んでくる。
あぁ……今日は雨も降っておらず、朝からいい天気なんだろうな……
外の暑さを想像し、げんなりしながらリビングに向かう。

にゃぁ子さんも、かったるそうにキッチンに転がっているが、部屋の中は無論冷房が効いているので、ただの怠惰である。
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仕事帰り。
まばらに広がるうろこ雲がどことなく幻想的だ。

夏の帰り道は、夕焼け空がきれいなことだけが救いである。
家へと続くただひたすらに暑いだけの登り坂も、どうにか自分を慰めながら登れる気がする。
家では、もふもふの毛玉がピンクの肉球を見せびらかしながら、ぴったりと寄り添って寝ていた。


冷房が効いているとはいえ、そんなに低い温度設定にはしていないのに、暑くねーのかな。

でも、チョコの肉球もカワイイよね(*´ω`*)
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私が定位置に付くと、足元で爆睡体制に入ったにゃぁ子さん。
やがて「母ちゃんかまって~」と撫でられに来た陽向に、なぜかむっくり起き上がったにゃぁ子さんが並ぶ。




並んで座られるとなんか嬉しい飼い主である(´ー`)