朝、ドラッグストアの入口に貼ってある広告が目に止まった。

もっと「自分らしく」新しい身だしなみルールに変わりました!
スタッフの多様性を今まで以上に大切にするために、髪型やアクセサリー等の基準を緩和する取り組みを行っているらしい。
ふぅん。
いいことじゃないか(´▽`)
ジェンダーレスの考え方も広がり、中学生や高校生の制服の自由度も上がっているようだし、髪型・髪色・ネイル・アクセサリーなどについても、昔ほどおかたい考えを持った人も減ってきた。
もちろん職業上必要な規制というのもあるだろう。
食品を扱う仕事だから、異物混入の恐れのあるネイルやピアスはだめとか。
人に触れてお世話をする仕事だから、傷つける恐れのある指輪やネイルはだめとか。
そういいう、「ですよね」と納得のいく規制はともかく、「見た目の印象」とかいうところになってくると、それぞれの企業や職種によって、企業イメージや顧客が感じる快・不快と個人の自由とのジレンマになるよなぁと思う。
きちんとしたイメージを持たせたい企業や、万人受けしないとまずい接客業や医療・介護系などは、どうしてもガチガチになりがちだと思うが、本来なら働く人の能力と見た目は関係ないはずだ。
まぁ、見た目も含めて能力だという人もいるだろうが、個人的には金髪の営業や、モヒカンの保育士、ネイルバッチリの銀行員とか、タトゥの入った薬剤師がいても面白いと思うのだが。
(人によっては「金髪は怖い」「信用できない」とかいうイメージもあるのは百も承知で)
そういう意味では、内勤というところで金だの銀だのピンクだのに色が変わる私の髪色を見て見ぬふりしてくれているウチの会社は寛容だと思うし、20年以上前の話になるが、学生の頃バイトしていたレストランでは、飲食業にもかかわらず「爪、キレイな方がいいやん?」という店長の主義のもと、派手なネイルOKだったのは非常に先進的だったなぁと思うので、いいところで働かせてもらっているなと 笑
まぁ、何にせよ世の中が「無駄に統一を強制せず、多様性を理解しよう」という風潮になってきたのはいいことだわね(・∀・)
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今夜は、「ミカコさんから送られてきた新茶を渡す」という名目でアユミと晩ごはん。
仕事が休みの日にランチを一緒することが多い私たちだが、「たまには夜も行きたいね。夜も気になるお店いっぱいあるもんね」と言っていた。
今回、ちょうどいいタイミングで、アユミの早番の日があったので、私の職場の近くまで来てもらうことになった。
お店は、ずーっと行きたかった「舩橋洋品店」。
仕事の関係で知ったお店なのだが、「絶対ここは美味しい!」と思った。
やっと行くチャンスが巡ってきたぜ~♪
お店は、上人橋通りから少し入った警固の裏路地にある。

「和」と「洋」のテイストが入り混じった、シンプルだがなんともおしゃれな店構え。

入口の横の壁にあるワイヤーアートの影が「Funahashi」になっているのもオシャレだ。
店内は厨房を囲んで大きなコの字型のカウンターがメイン。

一応端っこにテーブル席にもできるスペースがあり、2階には個室もあるようだが、基本は2~3人の少人数利用の店だろう。
実際に来ているお客さんもほぼ2人客。

アユミとメニューを眺めながら、アレも食べたいコレも食べたいと言いながら、イロイロ頼んでいく。

まずやって来たのはドリンク。

コースターはこんな感じ。

突き出しは……なんて言ってたっけ?
焼きナスと山芋?の?なんたらかんたら(笑)
もう、突き出しから美味しいんだが。
最初にやってきたのは、「肉味噌マスカルポーネとパリパリピーマン」

ピーマンが全然苦くないし、肉味噌マルカルポーネ、ばりうま♪

「姿なき蟹クリームコロッケ」
姿なきってなんやねんと思ったら、こういうことか。

蟹やらいくらやらベシャメルソースやらいろいろ入っているものを混ぜて、パンにのっけて食べる。
もはうこれはコロッケじゃないけど、うまいからなんでもいいわ。

「漬けアボガド 〜大人のわさビーフ〜」
漬けてあるアボカドがうまいし、添えてあるローストビーフがまたいい。

「低温調理した 白レバーのカルパッチョ レモン風味」
白レバー、とろっとろ♪ほわ~~~~♪

「赤海老 薬味漬け青唐辛子入りポテサラ」
赤海老ぷりっぷり。青唐辛子入りと書いてあるけど全然辛くなく、風味だけが広がる。

「おつまみブルスケッタ 〜しらす からすみ〜」
しらすがてんこもり!
からすみがふりかけてあるのがまた贅沢~♪

「もの凄く海老の春巻き」
もう、名前からして惹かれる。
添えてあるエビとパプリカのソースとやらがめちゃうま。
「燻製薫る糸島美豚のグリル」
無骨な木箱を運んできたスタッフさんが「煙が出ますけど動画とか撮られます?」と親切に聞いてくれる。
ほくほくとスマホを構える私とアユミ。
木箱のフタをスライドすると、ふわぁぁぁっっとあふれる煙といい香り。
煙の下からは美味しそうなお肉が登場!

「玉手箱や~♪」と私とアユミ。
隣りに座っていた男性からも「すごいですね~」と言われ、注目を浴びていたことに気づく(笑)
ちなみに、さっきまで反対側の隣に座っていた女性2人組が注文していたらしい、キレイにお花で飾られたお祝いデザートプレートも、もっと大きな木箱の中から煙とともに登場し、私達もそれをガン見して「わ~~~♪いいねぇ♪」となっていたので、お互い様である(^▽^;)
お肉、やわらかいし、豚なのに脂が嫌な感じじゃないし、肉も野菜も燻製の風味がめっちゃいい!

締めは「フォアグラと和牛クリミと木の子の炊き込みご飯」
炊きあがりまで50分かかるとのことだったので、かなり早めに注文しておいた。
つまり、やってくるのは土鍋の炊きたてご飯である。
むは~~♪
めっちゃいい匂い!
きのこたっぷり!

スタッフさんが混ぜてお茶碗によそってくれる。
「残りはおにぎりにしてお持ち帰りも可能ですよ」とのこと。
迷ったが「せっかくの炊きたて、今食べたほうが美味しいよね!」と、2杯目をよそう私達。
お口の中に広がるきのことフォアグラの香り♪
味変で、セットで提供されたバター醤油をかけるとまた香ばしい風味になっておいしいが、なくても十分である。
一応、お席の時間は2時間20分とのことだったが、「この後、このお席の予約は入っていませんので、ゆっくりされて大丈夫ですよ」と言っていただき、ちょっと時間が気になっていた私達は安心して締めの締め、デザートに取り掛かることにした。


「カカオ薫る 濃いテリーヌショコラ」と「宮崎県産マンゴーのマーブルレアチーズケーキ」を半分ずつシェア。
これがまた、甘すぎず甘くなさすぎず、なんともちょうどよく食事の終わりを飾ってくれる。
贅沢を言えば、コーヒーがほしい(笑)
「あ~ ここはまた来たいね~。今日食べられなかったメニューも食べたい~」と、幸せモードで帰路につく。
やっぱり、胃袋の許容量と、食事に出せる金額と、食の好みという三拍子が揃った女友達、最高だわ(≧▽≦)
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相方が撮った風花。

家に入り込んだコバエを追いかけていたらしい。