相方は、にゃぁ子さんを囲むことに楽しみを見出したらしい。

海産物とにゃぁ子さん。
ちなみにウチにはぬいぐるみがそこそこあるのだが、選択がビミョーな自覚はある。
いや、私は可愛いと思って選んでいるのだが、周りから見ると変らしい。
普通なら、ティディベアとか、可愛らしいウサギさんとかなんだろうが、うちにあるのは、サメとか、クラゲとか、パンダとか、ウツボとか、セイウチとか、ヒラメとか、塗り壁とか・・・
うん。自分で並べてみてもおかしい気がするな(´△`)
そもそも三十路半ばにもなってぬいぐるみに囲まれているのはどうかとも思うのだが、そのへんは目をつぶっていただきたい。
相方はそんな私のぬいぐるみとにゃぁ子さんを使って遊んでいるのである。

それでもにゃぁ子さんは、


なかなか快適そうである。
実にのびのびしている。
野良から家猫に変わった動揺みたいなものは、みじんも感じさせない。
トイレも完璧で、1回の粗相もない。
やはり・・・以前は家猫だったのだろうか?
にゃぁ子さん、ウチの子にしちゃう?
にゃぁ子さん、ウチの子になるかい?
もはや、完璧に情が移ってしまった。
にゃぁ子さんがいない生活を考えると、(´・ω・`)ショボンとなってしまう。
相方とも毎日のように、「どうする?どうする?」と話していた。
相方はペット飼育の経験がない上での戸惑いと、ペット可物件じゃないことを気にしていた。
でも、にゃぁ子さんとは一緒にいたいようである。
猫を飼った場合の必要経費や、飼い主としての責任、病気の可能性、完全室内飼いについてなど、いろいろ話した。
周りにイロイロ聞いてみると、ペット可物件じゃなくても猫を買っている家は多いようだ。
犬と違って、鳴き声が大きいわけでもないし、散歩に行く必要もないから、あまり周辺の住人に迷惑をかけることがないのであろう。
まぁ、だからと言って飼っていいことにはならないのだが。
問題になるのは、退去時の家の中の破損と臭いだろう。
破損に関してはおそらく主に壁であろう。
爪とぎによる壁紙の破損。
しかし、この家にはもう10年以上住んでいる。
更に、住人が喫煙者である上に、来客の大半も喫煙者である。
猫云々以前に、退去時の壁紙張替えは決定しているようなものだ。
臭いは・・・ペットの匂いとヤニの匂いとどっちが強いのだろうか?
まぁ、臭いのは嫌なので、もともと消臭剤をあちこちに置いているし。
どうにかなるんではなかろうか?
最悪、苦情が出た場合は・・・潔くにゃぁ子さんを連れてペット可物件に移ろう!
にゃぁ子さん、ウチの子におなりヽ(*´∀`)ノ
私達と一緒に暮らそうね(´∀`)
そうして、にゃぁ子さんは、2013年2月16日(土)、本格的に我が家の一員になったのだ。