猫伝染性腹膜炎、通称FIPという病気と闘う猫ちゃんについて、
発信させていただきます。
まず、この病気を発症し治療をしないと100%の確率で亡くなってしまいます。
この病気は診断が困難であり、予防方法も確立されていないため、
どの子が発症してもおかしくありません。
当団体でもこの病気により、闘病の末に命を落とした子もいます。
当団体の子が発症したときに、親身になってくださった方がいらっしゃいます。
豊川市の保護猫カフェ「ネコフリーク」さんです。
ネコフリークさんはFIPを発症した子たちの治療経験、寛解経験があり
寄り添い、アドバイスをくださり、我々の心強いサポーターになってくださいました。
そんなネコフリークさんの保護猫『コッちゃん』が、
突然FIPを発症してしまいました。
なんとか助かってほしい。という思いで、
コッちゃんのお見舞いに行きましたので、詳しいことを以下に書かせていただきます。
~コッちゃんFIP闘病のこと~
昔は治せない病気だったFIP
今は海外から薬が入ってきて治せるようになりました。
ただし、治療は大変なもので、
毎日の注射が必要です。これをしないと死んでしまいます。
初期症状としては、
元気が無い、食べられない、寝てばかりいる、発熱がある、呼吸が早い…等です。
猫全体の1%の子が発症してるそうですが、もう少し多いように感じます。
どんな子が発症するのかは解明されていません。
治療のカギは、早期発見です。
元気が無く、食べられなくなった、気付いたらすぐに病院に行くことが大切です。
年齢の傾向として、1歳未満の子猫、10歳以上の成猫など、
免疫力の低い子がかかりやすいと言われています。
コッちゃんのFIPタイプは重いもので、毎日注射(1本5,400円)を投与しています。
この注射を84日間続けなくてはなりません。
コッちゃんは現在3週間。まだまだ先は長いです。
本人(猫)も人間も、とても大変です。
毎週の通院もあり、検査費用も含めると、
おおよそ60万円ほどかかる見込みです。
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ニャンとよとしては、お世話になったネコフリークさんの力になりたく、
コッちゃん募金を始めました。
ニャンとよの保護猫譲渡会で設置させていただいております。
ぜひコッちゃんへ・・・と思ってくださる方がいらっしゃれば、
ご協力いただけると嬉しいです。
コッちゃんはまだ生後1歳弱。
病気が寛解すれば、これから10年、20年と楽しく幸せな猫生が待ってるはずです。
どうか、がんばって乗り越えてほしい。
ニャンとよの保護猫も、ネコフリークさんの保護猫も、
とても可愛く良い子ばかりです。
みんな元気に巣立っていくことを心から願っています。
長文失礼いたしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
byノザワ
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