FIPって知ってますか? | ニャンとかしまい豊川 活動ブログ

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愛知県豊川市で地域猫活動を広めるボランティア団体「ニャンとかしまい豊川」の活動報告、お知らせなどを書いています



FIPとは、正式名称「猫伝染性腹膜炎」と言います。

一昔前は治療法がなく、診断されたら死を待つしかない、とても辛い病気でした。

猫腸コロナウィルスが原因なのですが、この猫コロナウィルス自体は珍しいものではなく、感染しても軽い下痢症状等で自然治癒することが一般的です。
(人間のコロナウィルスとは全く別物です。人間に感染ることはありません)

猫腸コロナウィルスが体内で突然変異することにより、FIPを発症します。突然変異の原因は今のところはっきりと分かっていません。

腹水や胸水が溜まるウェットタイプと中枢神経系や眼に病変が出るドライタイプがあり、特にウェットタイプは病気の進行が早いと言われています。

先程「一昔前は治療法がなかった」とお伝えしましたが、今は治療薬が開発され、治すこと(寛解)ができるようになりました。
ただ、まだ未承認の治療薬しかなく、手に入れ辛く値段も高いです。
4〜5年前は1匹の治療に100万円かかると言われていた程でしたが、今は少し価格が落ち着いてきています。

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今、ニャンとよの「りず」ちゃんがFIPの治療をしています。
預かり担当のSさんが、いち早く異変に気付き病院に行って下さり、FIPであることが分かりました。
84日間毎日、注射による薬の投与を続けます。何かと忙しい年末年始も欠かさず注射をしてくれています。大変なことです。感謝しかありません。

りずちゃんは子猫でまだ体重がそれほどないので、FIPの治療費は20〜30万円(検査費用含)くらいの予想をしています。
(※これはニャンとよが以前からお世話になっていて、FIPの治療経験のある病院さんでの治療金額です。病院や治療薬の種類により金額はかなり変わると思います)

幸い、今はニャンとよの資金に多少余裕がありましたので即決で治療に踏み切ることができました。
日頃からニャンとよの活動を応援して下さっている皆さまのおかげです。本当にありがとうございます🙇‍♀️

ただ、こういった高額の治療が今後もし続くようなことがあれば、ニャンとよの資金は底を付くことが考えられます。
お金がなくて、目の前にいる猫に十分な治療ができないということは避けたいです💦

いつもお願いばかりで申し訳ありませんが、保護猫たちにかかる医療費のご寄付を頂けますと、とてもありがたいです🙇‍♀️

ニャンとよでは保護猫の譲渡負担金として里親様から一部医療費を頂き、そのお金で新たに保護した猫の医療費を賄うというサイクルでやっていますが、譲渡負担金だけでは賄いきれない医療費がかかってしまっているのが事実です。
医療費が沢山かかった子だけ譲渡金を増やすということはしていません。

猫を保護して里親様に繋げるまでに、沢山の手がかかり、そして沢山の医療費がかかることを知って欲しいです。

ニャンとよは、頂いたご寄付は必ず猫たちの為の活動に使用させて頂きます。
どうかよろしくお願いいたします🙇‍♀️

ご寄付振込先口座は以下のとうりです。

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ゆうちょ

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普通 1462840

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よろしくお願いいたします。