9/19(土)に豊川市一宮町の大ブロ会館にて地域猫の勉強会が行われました。
動物愛護センター東三河支所長の中村聡様と
地域猫活動を成功させている大府市から市役所職員の久野幸裕様をお迎えし、今後地域猫活動を進める地域の住民にとって、そして私たち猫ボラにとってもすごく為になるお話を聞かせて頂きました。
大府市の地域猫パンフレット↓
その中でも、目から鱗だったのが
「地域猫活動をやるにあたって、ボランティアが手を出しちゃだめ」
という言葉。
猫で困ってる地域の人の意識を変えなきゃいけない。
ボランティアが率先してやると、ボランティアの手が入らなくなった後、同じことが繰り返され、地域猫が失敗することになる。
そこに住む住人が動くようにならないと意味がない。
ハッ!としました。その通りだと思います。
豊川市でも、ニャンとよが介入し地域猫活動をした地域において、今年子猫が生まれてしまったと連絡が入った場所があります。
ニャンとよメンバーが動きすぎたので、地域住民に「地域猫活動」の意識が低かったのだと思います
その為には
回覧やポスティングで野良猫のことを問いかける説明会を開く説明会の内容を更に回覧やポスティングする
といった方法を繰り返し、地域住民に「全然知らないよ」と言わせない状況を作るのだそうです。
時間はかかります。
けど、地域の住民が意識する。知らないふりができない状況を作る。という部分は大いに頷けました。
一宮町は今年の7月から、地域住民と市役所職員、そしてボランティアであるニャンとよが何度か会合を開いていますがまだ意見交換・情報交換の段階で、実際には動けていません。
10月から豊川市において地域猫の為の避妊去勢手術補助金が交付されることになりますが、実際に動いてもらうのは地域の方です。
でも率先して「やるよ」と言う地域住民がまだいません。
大府の久野さんのお話の中でこのような内容がありました。
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「話し合い 3つのルール」
「誰のせいか」という犯人捜しの議論をしない
→誰かのせいにして解決するなら、誰も苦労しません
「エサやり者が解決すべき」という安易な結論にしない
→エサやり者が解決できるならば、とっくに解決しています
「行政やボランティアがやればいい」を結論にしない
→地域のトラブルです。地域でなんとかするのが基本です。行政やボランティアはサポート役です。
「誰かにやらせよう」という発想は捨てて下さい
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一宮町の他にも、行政が把握し、サポートしながら地域猫を進めていく予定の地域があります。
地域の人が地域猫活動を理解し、率先して動いてくれれば、話し合いだけで数か月もかからないはずなんです。
その間にも子猫は生まれます。
不幸な命を増やさない為に。
byかつおのふりかけ
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