”災害時のペット支援を国レベルで行うアメリカ(1)政府機関が救助活動資金援助も” | ご近所隊としっぽ達のブログ

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「地域猫」と「災害時動物救護」について勉強中です。
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アメリカでは、ペットと一緒に避難を希望する人に、ペットの乗車拒否をしてはならないという法律があり、災害時に「ペットを置き去りにしない」という意識が浸透しています。

 

 

被災ペットへの対応が充実した背景には、2005年のハリケーン「カトリーナ」で、多くのペットが飼い主とはぐれたり、命を落としたことがありました。

 

2005年8月、大型ハリケーン「カトリーナ」が米ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマの三州を直撃、特に堤防が決壊したニューオリンズでは、市の8割が水没し、死者1800人以上という史上最悪の自然災害となりました。

 

ルイジアナ動物虐待防止協会の推定では、およそ100,000匹のペットが置き去りになり、70,000匹もが命を落としたとのことです。ペットを残しての避難を拒み、亡くなった被災者もいました。