大阪府枚方市多頭飼育崩壊57匹の猫たち ④ | ご近所隊としっぽ達のブログ

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「地域猫」と「災害時動物救護」について勉強中です。
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2015年12月24日
再度 訪問させて頂きました。
猫達 ちゃんとトイレも使い フードも置かれてありました。
お部屋も温められています。
感激したのはお客様用のスリッパを出して下さった事。
それまで土足で上がらせてもらっていたので、、、
今日はどうぶつ基金さんへの報告書と預り同意書をお持ちしました。

今回のケース 奥様の看とりやご自身の体の不調などが重なり 猫どころではなかった、、、その間に増えてしまったとの事です。

猫にとっては 住み分けよりも不妊手術を行えば ストレスも軽減される事。 
飼い始めるその時に不妊手術込みで考えてもらえる啓発と搬送などの情報が もっと広がりますように・・・
もっと良心的な不妊手術料金の病院が増えますように、、、 飼い主さんに寄り添う猫さんを見ながら 切に願いました、、、

大阪府の担当課も 枚方保健所も「今後の見守りはします。」と言いました。
しかしそれは 「増やしていないか」「ネグレクトになっていないか」の確認で 
動物病院に運んでくれるわけではありません。それはボランティアか身内の方が運ぶことになるでしょう。
診療代金はどうするのか・・・まだまだ問題山積みですが 一番体調の悪い猫達で 
血液検査をしても これといった疾病はありませんでした。そこが救いかと思います。




その後 ご寄付のケージも入り 飼い主さん宅は改善せれていきます・・・
この飼い主さんは 猫の匹数の把握され 人懐こい子もおります。全てを引き受け 里親探ししてくださる行政も団体もありません。
私は オス猫の多くを去勢手術してくださった獣医さんが「この事で ボランティアが負担をかぶる事のないように」と言われました。
枚方市には残念ながら これ1件ではない事は 
保健所も把握しています。この件をボランティアがかぶり 活動出来なくなったら ・・・本当の解決策とは 私には思えないのです。

立ち退きではありません。今は支援物資がありますので 猫たちの生活は改善されつつあります。
つつというのは 私の家に来た猫もそうですが 胃が小さいので 少量を回数与えて 
胃を大きくし健康体に近づける事が大切かと思います。