先日、ドライブへ行ってきました。


日光市足尾町の銅親水公園。

20数台停められそうなアスファルトの整備された駐車場に停めます。

駐車場ほぼ満車でびっくり。

公園内には人は数人しかいなかったので、登山客の人が停めてるのかな。

去年夏にこちら方面へダムカードドライブに来た時に見つけて、来てみたかったけど時間的に断念したので、今回願いが叶ってうれしい。


鉱毒事件で有名な足尾銅山でハゲ山になってしまったエリアで、渡良瀬川の土石流や水害を防ぐために多くの砂防施設が作られました。

この銅親水公園では砂防ダムが見られます。





この橋を渡ると


おおー!

大きい砂防堰堤!

立派な重力式コンクリートダムですね。

春は雪解けで水量が多いので迫力がすごい!

どどどどどー!と音もすごい!


堰堤の隣には先ほどの看板にあった、我が国最大の陶板の壁画。

ニホンカモシカが描かれています。

ここに来るまでに陶器の窯元もいくつかありました。

足尾焼というのがあるんですね。


桜がまだまだきれいに咲いていました。

え、ここお花見の穴場じゃないですか。

きれいで静かでいいなあ。


足尾環境学習センターがあります。

資料館は入場料がかかりますが、きれいなトイレや休憩室は無料。


敷地の奥には展望階段で、堰堤の上まで上がれます。

でもここがー、犬かなにかのふんだらけでー。

気をつけながら歩かないと踏みそうで!

10個以上ありましたよ!

すんごいやだ。


上からの景色はよかったんですけど。


上流側の景色。


この欄干のない沈下橋のような丸い穴が空いてる橋も砂防の役割があります。

大きな岩だけ止めて、小さい岩や水は通します。


上流はほんとにハゲ山なんで、とても開けてて見通し良くて。

今でも植樹活動などもされていますが、いまだにこのような状態とは。

明治時代の公害の被害が、まだこんなにも爪痕を残しているんですね。

銅は私達の生活に必要なものですが、経済優先の産業で環境を破壊しては元も子もないというのをしみじみ感じます。

石油しかり、木材しかり、他のあらゆる資源も。



公園を出て、少し下流に戻ったところに無料駐車場があり、ここに停めて


上流を見ると震災公園を含む7段と少し下流の1段の砂防堰堤の全貌が眺められます。


壮観!

土木構造物は萌えるなあ。

堪能しました。


これからお昼を食べに、120号を群馬方面に向かいます。