体外受精、怖いですよね。

 

未知で訳がわからないし、自分がこんな事になるなんてと

不安でいっぱいですよね。

 

 

私は人工授精3回失敗した事を友達に話したら  

 

「すぐに体外受精専門のクリニック予約して体外にした方がいいよ!

私は1回で妊娠したよ! 」

 

と言われ 通院頻度を聞いたら働きながらは無理そうだったので

10年以上と長く勤めた職場でしたが 辞表を出して退職しました。 

けど不妊治療はお金がかかるので、在宅の仕事でなんとか食い繋ぎました。

 

卵を育てて採卵予定が近まると

クリニックから「明日また来てね!」

とか  待ち時間6時間!?なんてことも。

 

処方薬も副作用が強くて こんなんで仕事なんて出来るか〜状態で

今でも勤めながらは無理だったなと思います。

(※環境によって働きながら不妊治療をしている方もたくさんいらっしゃいます)

 

体外受精をして直ぐに妊娠する人もいれば

何年も治療を続ける人もいて

病院に行くといつも待合は人でいっぱい。

 

ここにいるみんなの願いは1つなんだよねって考えていました。

 

妊娠は努力すればするほどいい訳では無い

 

むしろその逆で力んで

頑張れば頑張るほど緊張が続いて悪影響を及ぼしてしまうことも。

 

焦る気持ちもあってなかなかリラックスなんて出来ないけれど

体も心をリラックスさせていつでもいいよ〜 気ままにおいでね〜

の精神が必要だと感じました。

 

だから自分をとにかく大切にして

”今は赤ちゃんの為にふかふかのベットを作ってるんだ”

と思って貰いたいです。

 

妊娠の為にする事も出来ない日はやらなくていいです。

 

とにかくたくさん自分を甘やかせて

今しか出来ないことを全力で楽しんで下さい!

 

私は最後の受精卵移植の前に、(最後の1個でもう無理だろうって諦めてた)

朝まで飲んで旅行行って、帰ってきた足で川でBBQして泳いで

疲労で数日間高熱出しました。笑

 

辛くなったら旦那様に八つ当たりをしてもいいと思うし

自分だけのノートに愚痴を書いて、友達と爆笑して

 

好きなことに癒されて、爆睡して、美味しい物食べて

お風呂入って私今生きてるぞー!て感じて下さい。

 

 

不妊治療をしている最中

不妊治療を得て出産した友人が

 

「治療は辛かったけど、私はあの経験があってよかったと思う」

と言っていて

 

私は当時治療が全く上手くいかず 心底ダメージを受けていたので

 

”それはハッピーエンドだったから言えるんだ。

私の人生にこんな経験絶対にいらない”

 

て思っていました。

 

けれど、不妊治療の経験がなければ

夫と今のような信頼関係や絆は絶対に生まれていなかったし

子供に恵まれない人の気持ちも一生わからなかったと思います。

 

どんな結果になろうとも

経験したことは絶対に無意味ではないです。

経験を積んだ先に今とは違う自分が絶対にいると言うこと

 

その経験は自分を成長させると同時に

自分以外の人を もしかしたら救ったり、励ませたり

役立てられると言うこと。

 

 

私は妊娠報告をした際でさえ、心無い言葉をいくつも言われました。

 

「結婚してだいぶ経つのに子供いらないのかと思ってた」

 

「妊娠できない体なのかと思ってた」

 

「うちはデキ婚で不妊治療にならなくてよかった」

 

 

私は絶対にこんなことは言わない。

こんな言葉を安易に口に出せる人になりたくない。

 

 

人の気持ちが理解できることは素晴らしいことです。

 

 

 

 

私の体験、及びブログを読んでいただきまして

ありがとうございました。

 

 

皆様に溢れるばかりのたくさんの幸せが訪れますように

お祈りしております