移植から10日目の2023年8月4日

hcg106.2

 

妊娠陽性判定を受けた。

 

信じられなくて クリニックの診察室から出た後

お手洗いの個室で大泣きした。

 

 

 

この日から4ヶ月後

本日2023年12月18日 妊娠23週目を迎えました。

 

不妊治療最中、あれだけ支えてくれなかった夫は

不妊治療後半からは掃除洗濯、料理も積極的にしてくれるようになり

お酒とタバコの量も減りました。

 

言葉でのコミュニケーションの改善は性格上の問題もあり

中々難しいようで 励ましの言葉はないものの

以前よりよく笑い、二人で夜中まで他愛のない会話をするのが日常になっています。

 

 

夫が変わってくれた一番の理由は(原因は)

私にあったと思います。

 

不妊治療中の私はいつもイライラして

泣いているか怒っていることがほとんどで

 

治療中のメンタルもありますが

薬の副作用やホルモンの影響もかなりあったと思います。

 

けれど一番は自分が嫌いで仕方なかったと言うこと。

 

 

周りと比較してしまう自分

友人の妊娠報告を心から喜べない自分

自然妊娠できない自分

夫にあたってしまう自分

 

 

私が自分を大切にできていれば

もっと状況は変わったのかもしれません。

 

けれど不妊治療の渦中にいる時は

 

どんどん歳を取っていき お金も希望も減っていく

 

頑張っても報われない 

虚しさと 怒りにも似た悲しみに

明るい私は奪われていきました。

 

出口の見えない悩みだからこそ、見えない力に頼り占いにもはまりました。

 

個人鑑定をしていただいたこともありましたが

今思うと全く当たっていませんでした。

 

 

自分を見失う

 

 

これが一番恐ろしいことだと痛感しています。