2015年8月に
にゃんずたすけたいの活動について

書いたブログが、
未だにたくさん閲覧されています。

簡単な英文も載せたからなのか、
海外からも、Facebookなどを通じて

いいねがあります。

長い歴史を感じます。
10年目の節目なので、
にゃんずたすけたいの活動についての

記事を刷新します。
 

にゃんずたすけたいは認定NPO法人に

 


本当にこの間に色々と変わりました。
イヴママがリーダーになり、
にゃんずたすけたいは

NPO法人を設立し、

その外郭団体になりました。
法人名を「イヴに光を」としたのは、

リーダーになったイヴママの愛猫、
私達の保護活動の原点となった、

盲目の猫さんから取っています。

一昨年の2月22日

(猫の日にゃん)には
大阪市から認定を受け、全国の

NPO法人50,800件あるうちの
1,220件しかないという認定法人になることが出来ました。

令和3年時点の大阪府下では1,793件の

NPO法人のうち、
認定法人はわずか15件で、その中に

イヴに光を が入ることができました。

これにより、ご支援に対し

寄付金受領証を発行でき、

ご支援者様には
寄付金控除を受けて戴けるように

なりました。

仲間も変わっていきました。
2人が亡くなられ、

設立当時の理事長も

亡くなりました。

一方で、3人の仲間が新たに

増えました。

ここが体制として、大きく変わったことです。

現在の活動地域について

カバーしている地域は、全部で7ヶ所あります。(この場所は

猫の遺棄に繋がるので非公開です。

猫さんを捨てなければならない時が

もしあれば、ご連絡下さい。)


この7ヶ所で、仲間達(2人の社員と4人のボランティア)は
家の内外で約130匹の猫の暮らしを見守っています。

年間で10匹程度の増減があり、

亡くなっていく子もいれば、

流れつく子もいます。

昨年は3年ぶりに赤ちゃんが

生まれました。

どこからか流れ着いた猫さんが

妊娠していたため、保護して産屋を

用意しました。
7匹の赤ちゃんが生まれましたが、

残念ながら母猫はほどなくして

亡くなってしまい、
先住猫たちに代わる代わる世話されて

育ちました。
(ミルクは人間がシリンジで与えました。)

久々の赤ちゃんは嬉しいものでしたが、母猫さんが亡くなってしまい、

保護できていなければ

どうなったのだろうかと、

考えると恐ろしいです。

他の地域では、仔猫がたくさん生まれていると聞きます。
7区域ではTNR活動の徹底により、

長らく仔猫ちゃんと会うことは

ありませんでした。

妊娠している猫の扱いについて

にゃんずたすけたいでは、保護した猫さんが妊娠していて、
4週以上経っていると判断されたら、
先ほどの母猫さんのように、堕胎せずに出産してもらいます。

殺処分0を目指すのに、胎内に宿る

命は      殺処分していいのかと、
堕胎はやめました。

これまでに保護した

妊娠している猫さんは、

ほとんどイヴママハウスで出産し、
生まれた子たちは、それぞれの猫生を

生きています。

ただ・・・残念な事に、外暮らしの長かった母猫さんは
授乳すらままならず、
子供の成長を見ることなく

亡くなっていくことが多いです。

イヴママハウスで出産して
母子ともに生存しているのは

1組だけです。
(母猫ぴあ、子供ジェンティルとサム)

それほど、出産は

母子への負担が大きいので、

猫生を全うさせるためにも
特定の飼い主のいない子達には

去勢・避妊の徹底が必要です。

譲渡をやめ、終生飼養へ

もっと大きく変わったことといえば、
譲渡をやめたことです。

イヴママがリーダーになってから保護した猫達は
里親を探さずにイヴママの自宅や、

社員の自宅、
どうしてもなじめない子は

元いた場所に戻し、
終生飼養することに決めました。

それには理由があります。

イヴママがリーダーになる前は、
里親探しの為に、コミュニテイ誌で

譲渡の掲載をするなどして、

里親探しをしていました。

大変な区域で保護活動をしていたので、生まれる子の多いこと。
個人の活動では避妊も去勢も行き届かず増え続けていました。

最初のリーダーの頃、保護する仔猫がとても多い時期があり、
イヴママが一度に30匹を引き取ったこともあります。


ある時、里親が決まり猫をお届けした

際に、
一緒に届けたイヴママが、

先住猫がいるはずなのに
いない事に気づきました。

その家の家族が変にギクシャクして

いた様子で、
でもまあ、

当時のリーダーのチェックに

通っているからと
先住猫については追求することなく

置いてきたのですが、

もしや、ちまたで言う猫の売買だったら?

-当時35,000円で仔猫を製薬会社が買い上げていまして・・・、

これは渡したらだめだと、

翌日病気の子を渡してしまったと

理由をつけ、
とりあえず取り返しに行きました。

帰って来てから調べたら、

前リーダーが同じ人に対し、

前月に5匹近く渡していたこと
(記憶が曖昧)も発覚しました。
携帯番号はその都度変わっていて、

巧妙に取り込まれていました。

また、今度は別の里親さんに譲渡した子が、病気になった事を聞きました。
病院へ連れて行って欲しいと連絡するも、放置されていました。

前任者がその子を取り返しに

行ったものの、
帰りの車の中で亡くなってしまいました。

怒りが込み上げました。

こんなことはもう嫌だ!

絶対に譲渡はしないと決めました。
でも自分が飼養している猫さんを

減らしたい仲間もおりましたので・・・分裂。

たとえ自宅を訪問して先住猫を確認したとしても、
その人が猫さんを売らない保証はなく、
病気になった猫さんを治療してくれる

保証もなく・・・

保護活動は、

里親探しのように思われています。

こちらにも、よく譲渡の依頼が

来ますが、

お断りしています。


猫を売るつもりの人には、

譲渡にどんなに厳しい条件をつけても、
クリアしているように見せることなど、朝飯前でした。

その子が猫生を全うするには、

終の棲家が必要です。
私達はその終の棲家になることに決め、

(終生飼養ハウスには

 紆余曲折があり、夢の途中です。)

民家ではありますが、イヴママの

ご自宅を提供してもらい、

多くの命を看取って来ました。

様々な病気で亡くなっていく命の

末期を看取ることは
終生飼養であるがゆえの

悲しみですが、辛いものです。

それでもこの子達が、

人の都合で

命を奪われることなく

天寿を全うしてくれた時、

活動をしていて

良かったと感じています。


その②へ続けます。


命を守るために、

フードの安定供給、

病気を持つ子達の

治療費捻出に

マンスリーサポーターを

また

その都度のご支援を

募集しています。


お振込は

ゆうちょ銀行

ヨンゴハチ支店

普通預金2567088

にゃんずたすけたい


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ご支援には


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