『今日はなしの日』が、気をひいたので、
“なし”の“はなし”をします![]()
“梨”の思い出は結構あるのですが、一番は、
小学生低学年の頃、夏休みの8月に、
東京だったのですが、よく地域でありがちな「夏祭り」のことです。
子供会も参加して、子ども神輿を担いで町内を回り、
その後ろについて歩くと、ところどころの中継地点で一休みする時に、
“梨”が一つずつもらえるのです。
中継地点は3、4ヵ所あるので、重い“梨”を持ち歩くのに、
子供たちはみんなリュックを背負って参加します。
終着点は、裏の弁天様で、
最後の弁天様の境内では、子供たちが集まってるところに、
いろんな種類の“菓子パン”が、豆まきのように投げられて、それを取り合うのです。
家に帰って、兄ともらってきたものを見せあいっこするのですが、
兄は、いつも“梨”が3,4個あって、二十世紀も入ってたりしました。
梨だけじゃなく、途中でもらった“お稲荷さん”がある時もありましたし、
“菓子パン”にいたっては、
“チョコレートパン”の当たりを持って帰ってきた時もありました。
自分は、“梨”はいつも1個で、
“菓子パン”はいつも“あんぱん”だったように思います。
パンは取れなくて、“梨”を1個だけ持ち帰ったこともありました。
実は、朝寝坊で、どうしても起きられず、
神社の1つ前の中継地点から参加するので、
いつも“梨”は1個なのでした(*´□`*。)トホホ
パンも、背が小さいので普通にしてては、取れるはずなく、かといってグイグイと前にも行けず、
運よく巡ってきたおこぼれに与るのを待つのが精一杯でした。
“梨”を思うと、いつも
このお祭りでもらった“梨”のことを思い出します。
朝寝坊して途中参加の1個ですが、
それでもその時の小さな自分にとっては、
休んでしまいたかったところを、
頑張って参加した証の“梨”1個だったのです![]()
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