約40年振りに、
『ボヘミアン』の意味をググってみました。
ボヘミアン
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世間の習慣など無視して放浪的な生活をする人。
▷ Bohemian (=ボヘミアの住民。移動生活をするジプシーに対して言った称)
小学校の卒業アルバムの中の1ページ、
班(男3人女2人でした。)ごとに撮る写真は、
その構図や撮った写真のタイトルを、
班ごとに自分たちで決めなさい、というものでした。
うちの班は、なかなか構図が決まらなくて、カメラマンの人が来る日になっても決まらなくて、
次々に他の班が撮り終えていく中、それでも決まらなくて、
グズグズと最後の最後になってしまい、
もう、何でもいいや、とその場でテキトーに撮った、
砂場で砂の山を作り、
その砂山を5人でしゃがんで囲んで、両手で「ワァ👐」としている、
っていう、何のひねりも工夫もない“ザ・普通”のものとなりました。
考えも何もなく撮った写真なので、タイトルもなかなか決まりません。
班長(だったと思う)の岡村君が、「辞書の中から言葉を探そう」と言いだし、
それでもなかなかイイ感じの言葉も見つからず、
時間が過ぎていく中、
班長で、さらにお父さんが弁護士の岡村君が「もう、これでいいよ
」
と、提案したタイトルが、
『無邪気なボヘミアン』
でした。
ボヘミアンなんて言葉、この時、初めて聞きました。
すぐに辞書で調べて、ゆる~く反対してみましたが、
ただ文句だけ言う野党のようになんの代案もなく、(岡村君贔屓の)先生の推しもあり、
敢え無く、そのままタイトルに決まってしまいました。
この瞬間から、自分は、ボヘミアン
になったのです![]()
その後、葛城ユキさんの『ボヘミアン』が流行った時、めちゃくちゃ驚きました
同時に、すでに『ボヘミアン』の意味を知っていたので、
誰かに言ったわけでもないですが、ちょっと得意になりました
更に、自分って、確かにボヘミアンだなぁ、
と岡村君に命名されて(気づかされて?)以来、
何かの折々に感じています。
わかっていたのか、知っていたのか、
今思うと、
恐るべし、
弱冠12歳の岡村君
なのです

