UTAは今でもそうですが、言いまつがいの女王様です。


言いまつがい・・・というよりも、

最初から間違えて、脳にインプットされるようですが・・・。


感性が、独特なのでしょうね。

さすが、動物占い (古っ)ペガサス様。




2、3歳ころのUTAちゃん。

それはそれは、かわゆくて、面白かった。

(もう、別人格です。人間ってそういうものです。)


欲しい物(大方は食べ物)は、欲しいとがんがん意思表示。


トォコモシ→とうもろこし

ぉわん→ご飯

ゆす→ジュース

ぃかん→みかん

あっこ→抱っこ

なんたぁ?→これなぁに?・・・and so on・・・


大体は、言葉の端々を拾ってるので、理解できました。

お母さん(UTAのお祖母ちゃん)は、

「あんた、よくわかるわね~」と言っていましたが。



ある日、台所で夕飯の支度をしていたら、

UTAちゃんが、てけてけやってきて、言いました。






こげこげこ、ったい

(訳:こげこげこ、ちょーだいパー






なんじゃー、そりゃーΣ(・ω・ノ)ノ!

どんなに考えても、わかりませぬ。


食べ物か、おもちゃか、本か・・・


チョコ?、コッコ?、コケッコ?、固形コ?(ナンダソリャ?)、・・・

手当たり次第に、思いつくまま尋ねましたが、

どれも首を振られてしまいました。






こげこげこ、

こ、げ、こ、げこ、ったいよー

(訳:なんでわかんないのよ、ムッキャーヾ(。`Д´。)ノ)






と、怒り出すUTAちゃん。

ありとあらゆる部分の脳細胞ビンビンに使いマクって、

必死に『こげこげこ』が何なのか、解明しようとするワタシ。


どーしても、わかりません。


どちらも必死なのに、通じ合わない心と心。

諦めたUTAちゃんは、ワタシに背中をむけ、とぼとぼと、

キッチンをあとにしてリビングへと去っていきました。


でけでけでん でんでん-がっかり


それからというもの、『こげこげこ』捜索の日々です。

お兄に、聞き込みしたり、

スーパーに足を運んだり・・・


とはいうものの、皆目見当が付かず、

本人もすっかり諦めて、忘れちまっているようなので、

わからずじまいで、時は流れました。











なんと、半年後『こげこげこ』の正体が割れました。


『こげこげこ』の正体、それは、

















ナタデココ でした。


(わかるか!んなもーんヘ(゚∀゚*)ノ)


UTA嬢、もちろん今でも『コゲコゲコ』大好きです。