不定期に仕事がありますので、日曜日なんかも、
電車に乗ります。
通勤で電車に乗るのは10分ですけど、
その中で、けっこう watch 出来たりするわけでございます。
とある日曜日の朝、
電車の中は、なかなか(かなり)すいていて、
7人掛けのシートに、一人、二人くらい座っているだけでした。
そこへ、小麦色の肌をした、
まあ、普通にフィリピン系の顔立ちの女人が一人、
ウチの向かい斜め前方に座りました。
がたたん、ごととん、と降りる駅(一駅・終点)に着く前に
一箇所、大きく揺れるところがあります。
そこを過ぎてしばらくしたら、終着です。
ほんの10分足らずでしょうか・・・。
その女人、降りる頃には、顔色は小麦色美白へ、
目に力が入り、鼻筋はすうっと通り、
唇は麗しくつやめき、はあ、それはもう美化150%、
普通にフィリピン系の女人改め、
フィリピン系キレイなおネイさんに変わっておりました。
降りる頃には、別人です(´д`)
あ~、あの揺れの中、上手に化粧しなさるのぅ~。
帰りの電車の中は、そこそこの人で・・・。
三人に一人は、携帯をいじってる。
ただモソモソいじくってるんではなくて、
メールしてるんでしょうけど・・・。
あ~、チマチマ携帯でゲームしてる人もいるかな~。
一見、冴えない作業着風のおじさん、
RRRR・・・
あー、あー、携帯ならしちゃって・・・んもう・・・オヤジィ・・・
なんて思ってたら、話し出した内容が・・・
「あ~、じゃあ、それは$#@nNPsYO?で、
うん、それは、PY$%?しちゃって、
はい、はい、よろしく、もうすぐ着くから・・・」
なんのことか、素人にはわからんような、
アグレッシブな仕事の内容みたいで・・・
しかも“時を逃すな”的な仕事の・・・
ああ、冴えない作業員おじさん改め、
できる男、エグゼクティブダンディーに変わっていたのでした。
(きっと金持ちだぜ)
降りる頃には、別の人のようにみえたのでした。