前回は「悪ノ娘」を紹介しましたが、今回は同じ悪ノPごとmothy作の「悪ノ召使」を紹介します。
「悪ノ娘」が暴君王女の観点から見たのに対し、「悪ノ召使」はというと王女の召使として仕えた双子の弟の観点か見た曲で、その曲そのものが一つの物語となっているんです。ちなみに、「悪ノ娘」が鏡音リンに対して、召使は鏡音レン
となっていたりとこの2曲は比較対象となりがち。というのも、この2曲は表裏の関係であると同時に「悪ノ召使」では「悪ノ娘」で語られなかった真実が明かされており、あまりにも悲劇的な結末となっていたんですね。では、Project miraiのPVはというと…。
悪ノ娘と同じ構図だが、こちらは召使側の視点で語られていることもあって、暴君王女の顔がシルエットになっているはずだが、なぜか撮った画像が暴君王女側が主で召使が従という関係に…。たまたまそのようになっただけで、本当は王女が従(シルエット)という構図になっています。ただ、歌詞の後半に王国を倒すべく立ち上がった民衆も引き続き登場したりと「悪ノ娘」と表裏一体になっているのは間違いないと思います。