今回はドーブルドーブルを考察したいと思います。ドーブルと言えば「スケッチ」を使えばほとんどの技を覚えられるということで一見すると万能選手のように見えるが…。

ドーブルドーブル
タイプ:ノーマル 特性:マイペース、テクニシャン、(夢) ムラっけ
HP:55 攻撃:20 防御:35 特攻:20 特防:45 素早さ:75

素早さに関しては並程度だが、それ以外の能力については…orz とりわけ攻撃や特攻に関しては悲惨なもので攻撃技を使っても大したダメージにもならないと思います。したがって、実用的なものとなれば「キノコほうし」や「ダークホール」といった眠らせるものや「いかりのまえば」や「ぜったいれいど」などといった攻撃(特攻)に依存しない技などに限られるんじゃないかなと思います。よって、覚えられる技は多いものの、使われる技は偏りがちで実際にはトリパの補助や「ダークホール」で相手の動きを封じ込めるといった役割に限られてしまいがちなんです。


というのも、「このゆびとまれ」や「いかりのこな」と「ねこだまし」が両方使えるのはドーブルドーブルだけで、ドーブルの隣に「トリックルーム」を使うポケモンランクルスドータクンを置くだけで高い確率で「トリックルーム」が発動できてしまうほど。後、こだわりのスカーフを付けて「ダークホール」を連発するという戦い方もあるが、第4世代と違っていたずらごころ持ちのエルフーンエルフーンやボルトロスボルトロスの「ちょうはつ」を食らってしまうと何もせずに終わってしまうというデメリットも。したがって、モノバレルやトゲキッスのサポートが必要になってくるじゃないかなと思いますね。
後、夢特性のムラっけを絡めたパターンもあるみたいでこちらはターンの終わりにどれか1つの能力が2段階に上がる代わりに他の1つの能力が1段階下がってしまうというものだが、運よく素早さが上がればスカーフよりも素早いポケモンにも先制の「ダークホール」が打てるというメリットもあるみたいだし、命中率が上がれば確実に2匹眠らせるということも。まあ、当たるも八卦当たらぬも八卦だが、スカーフドーブルよりも柔軟に戦えるというメリットもあるみたいです。といっても、「ダークホール」は2体眠らせる技、ルール上1匹までしか眠らせられない場合は「ダークホール」の代わりに「キノコほうし」にしたほうがいいかもしれませんね。