今日から値下げ前に3DS3DSを買った人向けにアンバサダー・プログラムの1つとしてファミコンのVCが無料で先行配信されましたが、実際は昨日からダウンロードして遊べるみたいです。


今回配信されるVC版のソフトは「スーパーマリオブラザーズ」キノコなどの10本でそのうち2本が今年25周年を迎えたゼルダトライフォースシリーズということで、これまで発売された作品を紹介したいと思います。まず、今回はシリーズ全体ということでいわゆるゼルダ史にスポットを当てたいと思います。


にゃんぽけX
ちなみに、これまで発売されたゼルダの伝説シリーズは次の通り。


ゼルダの伝説(FC 1986/2/21)
リンクの冒険(FC 1987/1/14)
神々のトライフォース(SFC 1991/11/21)
夢をみる島(GB 1993/6/6)
時のオカリナ(N64 1998/11/21、3DS 2011/6/16)
ムジュュラの仮面(N64 2000/4/27)
ふしぎの木の実(GBC 2001/2/27)
風のタクト(GC 2002/12/13)
4つの剣(GBA 2003/3/14 神トラとカップリング、GC 2004/3/18)
ふしぎのぼうし(GBA 2004/11/4)
トワイライトプリンセス(CG・Wii 2006/12/2)
夢幻の砂時計(DS 2007/6/23)
大地の汽笛(DS 2009/12/23)
スカイウォードソード(Wii 2011年発売予定)


その中で分かっていることは時のオカリナが始めでリンクの冒険が「リンクの最後の冒険」とキャッチコピーで銘打っていることから最後発であるのは確かです。なお、魔王と呼ばれているガノンはガノンドロフのなれの果てで時のオカリナでゼルダ姫と6賢者の力によって封印されたというわけ。その後、青年のリンクは7年前の世界に戻ったことからリンクが元の世界に戻っていなくなった世界(青年リンク側の世界)とそうでない世界(少年リンク側の世界)の2つに分かれることになるんですね。


元の世界に戻ったリンクは時の扉を開かずにガノンドロフの野望を阻止するようにゼルダ姫に告げました。その結果、ガノンドロフは砂漠の処刑場で賢者に処刑されそうになったが、処刑中に抵抗してしまい賢者の1人を殺したため闇の世界に封印されることになったんです。この辺は神々のトライフォースで封印戦争として描写されています。数百年後、闇の世界に封印されたガノンドロフが光の世界に現われたのがトワイライトプリンセスの世界というわけ。


一方のほうは時の勇者であるリンクとゼルダ姫やサリアらの7賢者の力で封印されたガノンドロフだが、長い時を経て復活してしまい時の勇者の再来を祈ったものの、現われることはなくハイラル王国は滅んでしまう。そこで、ハイリア人は神に決断を委ねたが、神はガノンドロフともにハイラル王国を海の底に沈めてしまい、ハイリア人は海に点在する島でハイラル王国や時の勇者の伝説を語り継いでいたのが風のタクトというわけ。つまり、風のタクトこそが青年リンクの後の時代であることは確かです。


という具合に時のオカリナのエンディングでリンクが7年前の世界に戻ったことによって2つの歴史を持つことになったんですね。これが、神々のトライフォースや初代ゼルダの伝説につながるかは不明ということで次回はいよいよゼルダの伝説を話したいと思います。