8月11日から、3DS3DSの価格が2万5000円から1万5000円に値下げされるとか。


確かに3DSが発売したのは2月26日だったので半年もたたないうちに値下げに踏み切るとは3DSに何があったのかちょっと気になるところ。ということで、これまでの売り上げデータを見ると…。


       3DS3DS    PSPPSP
2011/2 374,764  252,459
2011/3 418,190  197,509
2011/4 127,179  167,389
2011/5 117,409  231,404
2011/6 120,560  117,952
2011/7  99,813   82,850
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Total 1,257,915 1,008,688(メディアクリエイト調べ)

3DSが約5ヵ月間で125万台売り上げたのに対し、PSPはというと100万台とその差は25万台余り。しかも、PSPはというとDSと同じ時期に発売したことを考慮しても同時期のDSDS-アイスブルーはおろかGBAGBAに比べて売り上げが伸びていない点は否めません。まあ、3月や4月であれば東日本大震災の影響があったことはうなずけられるが、震災から3ヶ月が経った6月であれだとちょっと首を傾げるかも。まあ、3D映像が売りだとしても魅力に欠けるし、正直なところ3D映像で何が変わったのと思ったぐらいです。


震災の影響を考慮してもDSに比べて売れ行きが芳しくなかったことから任天堂にしては異例の値下げを行った見たほうが正しいと思います。というのも、実はフレアレッドが発売直後の15日に任天堂は折り込み広告を出すという異例な事をしたんです。DSやWiiWiiが発売した当初はそんなことをしなくても売れたのにチラシ作戦に打つとは相当深刻であることを認識すべきだったかなと思います。この当時はポケモン言えTAPはてなマークに話題がいってしまい3DSの売り上げが芳しくないことは気づくことができませんでした。


ちなみに、この大規模な作戦は功を制したのかこの週だけで前週比3倍強に相当する4万7000台を売り上げたとか。こんなことをしないと売れないって正直言ってキラーソフトがないんじゃないかなと思います。これまで発売されたソフトを挙げるとロンチに発売した「nintendogs+cats」や「レイトン教授と奇跡の仮面」レイトン、4月に発売した「パイロットウイングスリゾート」、先月発売した「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」ぐらいで肝心なマリオマリオやポケモンプラスル2は皆無に等しかったかなと思います。


ただ、1万円値下げするということもあってかこれまで買った方には申し訳ないということでお詫びとしてアンバサダー・プログラムを実施するということでこれについては次回紹介したいと思います。