「ドラゴンクエスト」勇者ロトが発売してから今月27日で25周年を迎えるんですね。それを記念してかロト3部作がWiiで発売することが決定しました。


昨年は「ドラゴンクエストVI」DQ6主人公のDS版DS-アイスブルーが出るなど天空3部作のリメイク版が出たのは記憶に新しいが、ロトとなると1996年にスーパーファミコン版が2000年にゲームボーイ版の「ドラゴンクエストIII」DQⅢ勇者♂が出て以来ということになります。ただ、ドラクエといえば天空シリーズでなければ最新作のIXでもなく、ロト3部作こそが素の原点といえます。記念すべき第1作目はというと終始1人旅だったが、RPG初心者への配慮から1対1の戦闘にしたり、途中戦闘で敗北しても所持金が半分失うだけで再スタートできるといったようなシステムを導入し、とりわけ後者はポケモンプラスルといったその後発売されたRPGに影響を与えたのは確かです。
1年後には続編である「ドラクエII」ローレシアが発売されそこでは初めてパーティ制を導入するだけでなく、移動手段として船が追加されることになるんですね。ドラクエIIでは3人ローレシアサマルトリアムーンブルグパーティだが、そのパーティにも戦士型と魔法使い型、バランス型の3種類に設定されており、バランス調整がなされているが、実はサマルトリアの王子サマルトリアの装備が鉄の槍(リメイク版では光の剣やロトの剣といった強力な武器が装備できるが)止まりだったり、覚えられる攻撃呪文も「ベギラマ」とムーンブルクの王女ムーンブルグが覚えられる「イオナズン」と遠く及ばなかったりとなぜか中途半端というか器用貧乏といった感じ。おまけにロンダルキアへの洞窟をはじめとした意地悪なダンジョンも相まって最高難易度のドラゴンクエストと評されてしまうことも。
その後、ドラクエIIIではドラクエIIのような難しい謎解きはなくなったものの今度は発売日が平日にもかかわらず前日から長蛇の列ができるなどある種の社会現象となってしまいました。裏を返せばドラクエIIIが発売された時点でRPGは国民的なジャンルに成長したといえますね。


ということで、気になる発売時期はというと9月だけど、その前にDQMJ2Pをやりこなさなければならなかったりとやるべきことは多いと思います。


Wii『ドラゴンクエスト25周年記念 ドラゴンクエストI・II・III』発表  (iNSIDE)