鴇崎ヨウコさんサーナイトのブログである「一撃誌 」をみてGBAのソフトであるエメラルドレックウザのセーブデータが消えてしまうというショッキングな事が書かれていました。ちなみに、今回の被害者はというと2008年に世界王者になったことのあるモルフさんドーブルで、メインに使っていたエメラルドのデータが消えてしまい新たなレポートが書き込めなくなってしまったということ。


HG・SSでレポートが消えてしまうというバグ を過去に述べたことがあるけど、この時はデータが失われてしまうものの初めからプレイし直せれば問題なくセーブすることができる(ただし、こういった症状が出た場合は任天堂サービスセンターに連絡しておくことをおススメします)が、今回の場合はセーブすることすらできなくなったというもの。って、バッテリーバックアップのソフトなら電池切れによるセーブができないということは日常茶飯事だが、フラッシュメモリーであるエメラルドでこんなことが起きるのはあまり聞いたことがありません。ただ、ヒントになりそうなのは最初に「GBAソフトをお持ちの廃人さんはご注意。」と書かれていたり、「プレイ時間は999:59でレポート回数が万単位…」というのが書かれていたみたいだけど…。


そこでバッテリーバックアップをウィキペディアで調べたところ「フラッシュメモリには書き込み回数に制限があるが、ゲームに用いられるものは現実的な使用範囲で限界に達した例はほとんどなく、普通は説明書等でも触れられいない。」と書かれていました。確かにフラッシュメモリの項目には数万回~数百万回が限度なんて書かれていたので使用状況から見た感じエメラルドで使われているフラッシュメモリの書き込み回数に限界が来てしまったのが原因だと思いますね。
確かにフラッシュメモリはバックアップと違って時間経過でデータが消えることはないものの、記録回数に限界があり、限界に達するとセーブすらできなくなってしまうみたいです。ただ、通常のサイクルでは気にするレベルではないため、あまり触れてはいませんが、前述のポケモンの場合はGBAのポケモンでもDPtおよびHG・SS経由でブラック・ホワイトに連れていくことができることもあり、3DSが発売された今でもGAB版のポケモンをプレイし続けている人は少なくないと思います。しかも、「ちきゅうなげ」を覚えたラッキーラッキーやルンパッパルンパッパなんかはエメラルドから持ってこない限り、使うことができないし…。


という具合に3DSが発売された今でも需要があるからこそ、今後も書き込み回数の限界に達した事例が続出するかもしれないし、エメラルドに限らずプレイ時間が1000時間以上でレポート回数が数万回超えているカートリッジは要注意といったところでしょうかはてなマークなお、エメラルドやルビー・サファイアには内蔵時計にバッテリーバックアップを使っており、電池切れすると木の実が育たなくなるという症状が出るものの、データが消えるということはありません。