今日、ゼルダの伝説リンクシリーズの第1作目がファミコンで発売してからちょうど25周年を迎えました。第1作目である「ゼルダの伝説」はファミリーコンピュータディスクシステムのロンチタイトルであったことから同時にディスクシステムも25周年を迎えたことになります。


ディスクシステムは何だったのというのはすでに昨年11月1日に投稿した記事 でまとめましたが、おさらいとして簡単に説明しておくと、任天堂がファミコンにディスクドライブをつけるというアイディアを出したのは1985年9月でちょうど「スーパーマリオ」Nintendoの発売時期に重なり、ファミコンが爆発的に売れた時期にも相当します。ファミコンの大ヒットのうちにディスクシステムという斬新なシステムを仕掛けたのはファミコンによって築き上げたゲーム業界最大手の地位を強固なものにしようと次なる一手を打ち出したと思いますね。ちなみに、ディスクシステムには当時のファミコンにはなかった、プレイヤーからの書き込みやゲームの書き換えをはじめ、約1Mbitと当時のROMカセットとは比べ物にならないぐらいの大容量で安価なメディアとして注目され、「ゼルダの伝説」や「スーパーマリオブラザーズ2」、「メトロイド」といったヒット作を出したものの、半導体技術の進歩によってディスクを超えるぐらいの大容量やセーブできるROMカセットの登場でディスクの優位性は失われてしまい最終的には書き換え専用ソフトが中心となっていき、1992年に発売した「じゃんけんディスク城」(徳間書店)をもってソフトの供給が終わったんですね。確かに「星のカービィ 夢の泉の物語」カービィなどといったディスクの供給が終わった後に発売されたROMカセットがある一方、ディスクの場合はヒットしたものの、長期的にみれば影の薄い周辺機器だったかなと思います。


ディスクシステムの話はこれぐらいにしてゼルダに目を向けてみると1987年にはゼルダの伝説の続編である「リンクの冒険」が1991年には舞台をスーパーファミコンに移して「神々のトライフォース」が発売されたりとシリーズ化されていき、今年の春には3DS3DSで「時のオカリナ3D」の発売が控えているなど任天堂いや、日本のゲーム業界を代表するアクションRPGと言っても過言ではありません。そこまで成長したのには「ゼルダの伝説」のヒットがあってこそかなと思います。確かに「ゼルダの伝説」の場合は謎を解いてダンジョンに隠されているトライフォースを集めなければならないがロードするタイミングをフィールドとダンジョンの間にするなど読み込みで待たせる時間をうまく使っているのかなと思いますね。その後、「リンクの冒険」では横アクションを採用してアクションの幅が広がったが、「神々のトライフォース」でも引き継がれています。ただ、「リンクの冒険」の場合は謎解きよりもアクションに重点を置いてしまったためにシリーズとして異端となってしまったんですね。ちなみに、自分の場合は「神々のトライフォース」が一番好きだったりします。
ということ、ゲームセンターCXの有野の挑戦で「時のオカリナ」をプレイしたという影響もあり、この春3DSで発売する「時のオカリナ3D」には期待をしていますし、買うつもりでいます。