今回はズルズキンズルズキンを考察したいと思います。ズルズキンと言えば、最近Wi-Fiで配布されたズルッグズルッグの進化形だったりします。

ズルズキンズルズキン
タイプ:あく/かくとう 特性:だっぴ、じしんかじょう
HP:65 攻撃:90 防御:115 特攻:45 特防:115 素早さ:58

防御と特防が115と高めかなと思いきやHPの種族値が65と際立って耐久性に長けているともいえないけど、なぜかローブシンローブシンと同様に耐久系の格闘ポケモンとして扱われている模様。まあ、格闘と飛行しか弱点がない上にローブシンやコジョンドコジョンドに弱いエスパータイプに無効だったりするけど…。ただ、ローブシンには覚えられない「ちょうはつ」や「かみくだく」が使えたりと格闘ポケモンにしては毛色が違う感じ。やっぱり、ゾロアークゾロアークやサザンドラサザンドラと同様に悪ポケモンとして扱ったほうがよさそうかも。


とデータをみただけでは、格闘ポケモンなのか悪ポケモンなのか曖昧なポケモンだけど、実際に相手にしたところ「おさきにどうぞ」+「きあいのパンチ」に引っ掛かってしまいなすすべもありませんでした。単体よりもコンボで扱えれば強力なポケモンだといえますね。ズルズキンが持っている自信過剰の特性も倒せば倒すほど攻撃が増すので強烈な技と相性が合いそうだけど…。ちなみに、この時の相方はというとチラチーノチラチーノでこちらは完全にサポーターといった感じでした。というよりも「おさきにどうぞ」を使えば「きあいのパンチ」といった後攻になる技でも先に繰り出すなんてこともできるので使い方によっては強力なんでしょうね。


「きあいのパンチ」ばかり目を向いてしまったが、脱皮の特性も状態異常になっても一定の確率で回復できたりと有用な特性だといえますし、コジョンドコジョンドと同じように「ねこだまし」が使えるのもダブルにとってはアドバンテージといえますね。なお、耐久面ではHPに252ポイント振ったうえで仮想敵にあわせてBもしくはDを振るといったのが一般的だが、攻撃にすればヨプのみをもったサザンドラを「ドレインパンチ」で高確率で2発にすることもできるので攻撃的なズルズキンもありだといえますね。

見た目ズルズキンは人型のように思えるが実際は陸上+ドラゴングループに属しているのでタマゴで遺伝技を引き継ぐ際には要注意。と言っても、ドーブルドーブルでOKというメリットもあるけど…。ということで、次回はシャンデラシャンデラを考察したいと思います。