今日、「PlayStationMeeting」が開催され、そこでPSP
の後継機が発表されました。その名前とはプレイステーション・ポータブル2(PSP2)ではなく、「ネクストジェネレーション・ポータブル」(NGP)。現行のPSPにはなかったタッチパネルが搭載されただけでなく、Wi-Fiに加えて新たに3Gネットワークへのアクセスも対応しているんです。3Gネットワークそのものはスマートフォンでは実用化されているものの、このネットワークにつなげれる携帯ゲーム機はNGPが初めてだとか。
また、PSPではUMDだったが、NGPではなんとDS
や3DSと同じカードメディアで提供されるんです。確かに3DSのカードはもはやUMD
と同クラスの容量といわれているだけにDSシリーズよりも高性能が求められるPSPシリーズにとってはUMDを超える容量のメディアが必要になって来たんじゃないかなと思います。しかも、SDカードを見ても4GBはもちろん、32GBなんてものも出回っているのでDSと同じカードメディアになってしまうのも仕方がないかもしれません。おまけに光ディスクのUMDに比べて扱いやすさで上回っているし…。ということはPSPでは皆無だったマジコンの問題もNGPでは噴出する恐れも。
それ以外に加速度センサーやジャイロセンサーも搭載されたり、LiveAreaで最新情報を手に入れたり、DSでいうすれ違い通信に相当するNearが搭載されたりと、PSPにはなかった機能も搭載されているんですね。
これで、3DSに対抗できるゲーム機も発表されたことだし、メガネなしで3Dを表現しようとする3DSとHD並みの画質に加えて3Gにも対応しようとしているNGP。ますます目が離せないと思います。
次世代携帯型エンタテインメントシステムを発表 (SCE)
次世代PSP「Next Generation Portable」(仮称)を発表 (ITmedia Gamez)