今回は乱数調整を使った孵化にチャレンジしたいと思います。ちなみに、今回も固定シンボルや徘徊などと同様にCギアオフでやりたいと思います。というのもこちらの方がタイミングを合わせなくても良かったりと楽なので…。
ということで、今回もSyokiSeedSearch4を使います。固定シンボルなどでチャレンジした人は知っていると思いますが、このツールで検索する際にはパラメータが必要となりますのでまだ検出していない人はmsgを使って検出してください。
SyokiSeedSearch4を開くとこんな画面が出ると思うけど、今回は孵化に挑戦するということで消費ところを7~7に設定してください。まあ、デフォルトだと7~7になっていると思うので弄る必要もなさそうだけど…。必要個所を設定して検索開始をクリックするとresult.txtが生成されると思うのでその中から狙いたいものを選んだら今度はbw_seedlistを起動し、狙いたい個体の初期seed上位と下位を記入したらタマゴリストをクリック。ただ、どれぐらい消費するか分からないのでオフセットは0にして範囲を0~200程度にしておくといいと思います。
そして、egglist.txtが生成されるのでこれを開きます。(なお、ここではExcelを使って開きました。)
単なる数字の羅列みたいな感じで一目見ても分からないと思いますので、説明します。たとえば、消費数がAの場合、ここでは性格と1番目の遺伝する箇所が決定します。次に2個消費した箇所で重複がなければ2番目に遺伝する箇所が決まり、重複していれば重複がなくなるまで2個ずつ消費します。こうして、3番目に消費する箇所が決定したらその箇所にある性格特性がタマゴの性格と特性というわけ。例の表の場合はかわらずのいしを持っているため変わらずの石を持たせたポケモンと同じ性格で攻撃(先)、防御(先)、特防(後)が遺伝した♂の2の特性のポケモンが生まれると解釈できるというわけ。第4世代では預けた順だったが、ブラック・ホワイトでは♂>メタモン>♀の順で先親か後親が決まりますので注意。
自分の場合は確実とはいえないものの、HBDSがVで臆病の性格+いたずらごころの特性をもったモンメンを孵化するに成功しちゃいました。ただ、egglist通りにはいかなかったものの、ペラップを鳴かせない時に孵化したポケモンの性格からオフセットを推測することはできると思います。なお、タマゴの場合は50~60程度消費されますのでオフセットが特定できればegglistを見ながらどこで狙った性格や特性が出るかチェックしてその消費数になるようにペラップ
を鳴かせれば楽勝じゃないかなと思いますけど…。前述の通り、個体値は安定できても育て屋の外に動くNPCがいることもあってか性格や特性を安定させるのは難しいかなと思います。HG・SSまでなら爺前固定というテクニックも使えたが今回はそれも使えなくなったので…。