前回は強いポケモンについて話しましたが、今回からは技や道具について話したいと思います。


ポケモンの技には物理・特殊・変化の3つがあるけど、物理・特殊は攻撃技に分類することができます。ということで、ここでは攻撃とそれ以外に分けたいと思います。


攻撃技

文字通り、相手のポケモンを攻撃する技だが、攻撃技の性能を決める要素として威力・命中率・追加効果があります。威力や命中率は高ければ高いほど性能が良い技で、追加効果がない技よりもある技のほうがいいといえます。ということで、でんきタイプの特殊の技を例にとると

でんきショック、でんげきは、ほうでん、10まんボルト、かみなり
というような技が浮かび上がると思います。これを威力の高い順に並べると…。
かみなり(120)>10まんボルト(95)>ほうでん(80)>でんげきは(60)>でんきショック(40)

の順になり、威力だけなら「でんきショック」よりも「かみなり」のほうが威力が高いということになりますね。ただ、対戦では雨パでもない限り、「かみなり」よりも「10まんボルト」が選ばれます。なぜでしょうかはてなマーク「かみなり」は威力が120と高い反面、命中率が70%とそれほど高くありません。一方、「10まんボルト」はというと命中率が100と命中率が下がったり、相手の回避率が上がらない限り、確実に当てることができるんです。ということで、破壊力を求めるなら「かみなり」、安定性を求めるのであれば「10まんボルト」が選ばれるというわけ。という具合に基本的には威力・命中率の高い技をメインにすればいいけど、二つだけ例外があるんです。
中には「くさむすび」や「けたぐり」のように重さに依存したり、「おんがえし」のようになつき度に依存するような技のように威力が一定しない技もあるんです。もう一つはというと「ぜったいれいど」や「じわれ」などといった一撃必殺技。これらは当たればHPが高くても一撃で相手を瀕死させることができるが、命中率が30%と2~3発撃っても外れてしまうこともあるぐらいです。ということで、一撃技を使うのであれば攻撃力の高いポケモンよりも耐久力の高いポケモンに覚えさせて外れてもいいようにしたいところ。同じような事で「カウンター」や「ミラーコート」もありますが、こちらは耐久力のあるポケモンで使わせるだけでなく、気合のタスキと組み合わせるといったような使い方もあるみたいです。


という具合に攻撃技を触れてみましたが、メインで使う技だけでは相性で受けてしまうことも。そんな時にサブウェポンがあると受けづらくなると思います。電気ポケモンのサブウェポンとしては「めざめるパワー」の氷が有名だが、それなりの理由があります。
電気ポケモンサンダースの場合、タイプ一致である「かみなり」もしくは「10まんボルト」をメインにするが、これだけでは地面ポケモンや草、ドラゴンに対して受けてしまうんです。そこで「めざめるパワー」の氷といったような氷タイプの攻撃技があればこれらのポケモンに対して弱点を突くことができ、受けづらくなるんです。同じ理由で格闘ポケモンに「ストーンエッジ」や「いわなだれ」を覚えさせたり、エスパーポケモンに「きあいだま」などの格闘タイプの技をサブウェポンにすることがあります。また、サブウェポンとして先制技があれば、相手のタスキを潰すというようなこともできたりと何かと便利だったりします。

というようにメインウェポンはもちろんのこと、受けづらくするようにサブウェポンを考えるといいと思います。


という具合に今回は攻撃技をピックアップしましたが、次回はいわゆる変化技や道具について紹介したいと思います。