5回目はゲンガーゲンガーを再考察しちゃいます。


にゃんぽけX

ゲンガーゲンガー
タイプ:ゴースト/どく 特性:ふゆう
HP:60 攻撃:65 防御:60 特攻:130 特防:75 早さ:110

能力から見る限り特殊アタッカー向けといった感じだが、「さいみんじゅつ」をはじめ「いたみわけ」や「みちづれ」といった変化技を使ってトリッキーに攻めるなんてことも可能。といっても、「さいみんじゅつ」や「みちづれ」はゲンガーの取り柄だったりしますけど…。その一方、ダブルに目を向けると「だいばくはつ」を無効化することができることから相方の爆発を仕掛けるときに「まもる」以外の技が使えるというメリットも。


ということで、ゲンガーが初登場したのは赤・緑と長く愛されているけど、最初期はというと「さいみんじゅつ」+「ゆめくい」コンボが主流だったんですね。確かに眠っている相手にしか効かないものの、あの当時の「ゆめくい」はというと与えたダメージ分回復と今となっては極悪としか言いようがないぐらい。おまけに対抗できるのがフーディンやスリーパーの「サイコキネシス」やダグトリオダグトリオやケンタロスの「じしん」ぐらいしかなかったことがその強さを物語っているんですね。
金・銀では「ゆめくい」の回復量が減ったうえに、悪タイプの技に弱くなったりと弱体化されたものの、ルビー・サファイアではふゆうの特性で弱点だった「じしん」も無効化してしまったうえにDPtでは「シャドーボール」や「ヘドロばくだん」の特殊化で念願のタイプ一致の特殊技を手に入れることに。ただ、ダイパでは「さいみんじゅつ」の命中率が上がったものの、プラチナでは元に戻ったうえに「ふいうち」の教え技化という不利な要素も。逆にHG・SSで「いたみわけ」を習得できるようになったことからハピナスやカビゴンといった特殊受けに強くなったという利点もあるのでこの辺は一進一退といった感じかな。

自分も過去にゲンガーを育てたことがあるものの、「さいみんじゅつ」を使った特殊アタッカーにしたほうが無難といった感じなんです。