MONDO21で放送があるたびにこのブログで感想なんかを述べているような気もしますが、今回もいつも通りこの番組を視聴した感想なんかを述べてみたいと思います。ちなみに、今回放送されるソフトはというと「東海道五十三次」(サンソフト)と「鉄道王」(デービーソフト)の2本だったりします。まあ、クソゲー界隈では名が知れているでとともにこれまでの放送でもジャレコやアイレムとともに何度も出たメーカーだったりして…。
前半はというとフジタさんが選んだ「東海道五十三次」。ちなみに、正式なタイトルはというと「かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次」なんですけど…。
このゲームはというと横スクロール型のアクションゲームでカン太郎がかんしゃく玉で敵を蹴散らしながら京都(三条大橋)から江戸(浅草)まで進んでいくというような感じなんです。「東海道五十三次」というぐらいだから53面はあるじゃないかなと思いそうだけど、実際は全部で21面で全面クリアすればエンディングになることからあの100面とボリュームがありながらステージ構成が滅茶苦茶で最終面で師匠を助けてもエンディングにならない「アトランチスの謎」(サンソフト)に比べるとある程度マシだったりします。しかも、かんしゃく玉も放物線を描くものの置くこともできることもあり、かんしゃく玉と同じような武器で置くこともできない「アトランチスの謎」に比べると改善しているじゃないかなと思います。
ここまで言ってしまうとクソゲーではないと言いきってしまいそうだけど、ただ一つだけ残念なところも。その箇所はというとアイテムのだったりします。このゲームはかんしゃく玉を当てるとアイテムが出ることがあるけど、その中の一つにおにぎりがあり、取ると無敵になるものの転がってしまいその間操作不能という難点が…。このような手のアイテムといえば「いっき」(サンソフト)の竹やりがいい例だったりするが、この当時のサンソフトってパワーアップするように見えても実はマイナスアイテムだったというようないわゆる孔明の罠のようなことを仕掛けるのがお得意なんですね。ちなみに、おにぎりは「いっき」でも出るし、「いっき」でクリアするのに必要な小判
も「東海道五十三次」にも登場するだけでなく、「いっき」のごんべが「アトランチスの謎」の師匠だったりと何か1つの世界につながっている気もしませんけど…。
こういってしまうと「いっき」や「アトランチスの謎」に次ぐサンソフトのクソゲーの集大成に思いそうだがピエール瀧さんのプレイを見る限り、かんしゃく玉を置くことによりアクションの幅が広がったり裏街道を使ったワープがあっても基本的には一本道だったりとこれらの教訓を活かした作品になっていると思います。ただ、おにぎりが無敵になるだけだったらまさしく『あの「スーパーマリオ」(任天堂)を超えた!』といってもいいぐらいだが、操作不能というマイナス要素を入れたのが残念かなと思います。この辺がある意味でサンソフトらしさだったりするけど…。まあ、どっちかというとクソゲーではないものの、名作でもないといった感じでしょうか
この調子で後半の「鉄道王」に移りたいと思ったが、あまりにも語るのが多すぎたのかこの続きは後ほど書きたいと思います。まあ、自分も「東海道五十三次」をプレイしたことがありますが、正直言ってかんしゃく玉に癖があったり、難しいゲームであるほかはそれなりに遊べるゲームであるかなと思います。まあ、難しいゲームなんかは「スーパーマリオブラザーズ2」(任天堂)や「ロックマン2」(カプコン)、「悪魔城ドラキュラ」(コナミ)、「高橋名人の冒険島」(ハドソン)でもプレイしているけど、クリアこそできなかったものの、それなりに遊べるゲームであったのは確かです。したがって、難しいからクソゲーであるのは限らないし、面白いゲームもあるじゃないかなと思います。