今年も残り2週間余り。ということで今回は趣向を変えてクソゲーオブザイヤー(KOTY)について語ってみようと思います。KOYTそのものについては2004年から2ちゃんねるの有志によって作られた賞でその年でもっともクソゲーだったのを決める祭典と言ってもいいぐらいです。ちなみに、過去の受賞作はというと次の通りだったりします。ただ、2006年までは適当に選んでいるところもあるみたいなのであしからず。

据え置き機

2004年 ゼノサーガエピソードII(PS2・ナムコ)
2005年 ローグギャラクシー(PS2・SCE)
2006年 ファンタジースターユニバース(PS2・セガ)
2007年 四八(仮)(PS2・バンプレスト)
2008年 メジャーWii パーフェクトクローザー(Wii・タカラトミー)


携帯ゲーム機

2007年 Apathy アパシー ~鳴神学園都市伝説探偵局~ (DS・アークシステムワークス)、ONI零 戦国乱世百花繚乱(DS・コンパイルハート)

2008年 めざせ!甲子園(DS・タスケ)

とりわけ、昨年はメジャーWiiシリーズだけでなく、ジャンライン(Xbox360・レコム)や大奥記(PS2・グローバルAエンターテインメント)、プロゴルファー猿(Wii・バンダイナムコゲームズ)などといった大賞には至らずともクソゲー認定されたゲームが数多く発売されたみたいです。しかも、携帯ゲームも同じ傾向でこちらは海川腹背 Portable(PSP・マーベラスエンターテインメント)なんかもバグの酷さで話題になったとか。


そんなわけでKOTY2009年はというと昨年に比べると数としては少ないものの、Wiiウェアとしては初めてのKOYTノミネートを果たした『人生ゲームWiiWare版』(タカラトミー)や広告を出したにも関わらずファミ通のレビューで散々な結果を出しただけでなく、クソゲー特集に載ってしまった『黄金の絆』(ジャレコ)やマイナー作品でありながらトンデモ仕様やバグの嵐でクソゲー界で注目を浴びている『戦国天下統一』(システムソフトアルファ)なんかが有力作として浮上しているとか。まあ、このご時世でファミ通のレビューで低得点をたたき出したり、不具合ばっかりだったりしたらクソゲーと認定された揚句に叩かれてしまいそうだけど…。


という具合にノミネート作品を眺めてみましたが、その中で栄えある大賞はどのソフトに輝くのか気になるところだったりします。ただ、後2週間と言ってもこれから発売されるソフトの中にクソゲーと認定されるなどのどんでん返しが起きないとは限らないし…。



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ちなみに、古今東西クソゲーと呼ばれるソフトはあるみたいで、『たけしの挑戦状』(タイトー)や『アトランチスの謎』(サンソフト)、『ミシシッピー殺人事件』(ジャレコ)といった有名なものから、『四八(仮)』やダメジャーと呼ばれている『メジャーWiiシリーズ』といったごく最近のものも含まれているとか。まあ、クソゲーにあたらないためにもレビューなどを参考にしたうえで買うのが一番じゃないかなと思います。今ではインターネットというものもあるわけだし…。なお、KOTY2009のほうは現時点の状況では『戦国天下統一』か『人生ゲームWiiWare版』が大賞の最有力候補になるかなと思っています。