前回は前半のところで切っちゃいましたが、今回はその続き。


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後半で紹介されるクソゲーはというと1987年ジャレコから出した「バイオ戦士DAN インクリーザーとの闘い」なんです。ちなみに、このゲームを推したのはスピードワゴンだが実は杏野はるなさん共演で「スピードワゴン×杏野はるなの超クソゲーDVD」でも紹介したこともあるぐらいよほどクソゲーなんでしょうね。


そんなことはさておき、このゲームはというとインクリーザーと呼ばれる超増殖生命体から地球を救うために青年DANがインクリーザーが発生した1999年にタイムワープし立ち向かうというもので全部で5つのステージで構成された横スクロール型のアクションゲームといった感じ。まあ、アトラスが開発したこともあって女神転生シリーズヒーホーに似たような雰囲気はあるもののグラフィックとしてはなかなかの出来だと思います。(ピエール瀧さんもグラフィックについては褒めていたし…。)
初めはヒートナイフしかないものの、道中でパワーアップしたり新しい武器も手に入るし、操作にいたっては普通のアクションゲームとほとんど変わらないぐらい。おまけにライフ制+残機制を併用しており、ゲームオーバーになってもコンティニューもできるうえにエリアのあちらこちらでヒントもくれたりとクソゲー特有の操作性の悪さは見当たらないけど…。


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そんなわけで、設定のほうに目を向けるとエリア間の移動にいろんなものに変身したり、旅の宿のほうもキ○バレー風のエントランスなのに中に入ると部屋が和風でしかもDANが浴衣姿になったりと設定が滅茶苦茶すぎます。しかも、極めつけはというと主人公も生きていない過去の世界のはずなのにあるイベントで秘密を知ってしまうなどあまりにもいい加減としかいえませんね。そんなわけで、ゲームとしてはしっかりとしているものの、設定があまりにも酷すぎるがゆえにクソゲーとして扱われてしまったところもあるみたいで、残念としかいえませんね。この点はのちに発売された「暴れん坊天狗」天狗横顔(メルダック)と似ているんですね。(あちらはシューティングゲームなんですけど…)


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ベストオブクソゲーはというと「魔鐘」に選ばれてしまったものの、こちらも設定としては笑うしかなかったりします。最後に押し相撲も紹介したいと思います。こちらはミニゲームの一種で勝つとENがもらえるというものだが、押すのところを♂と押忍とかけ合わせたりとコミカルな一面も。バイオ戦士なのになぜか押し相撲なのというのは深く考えないでくださいね。設定そのものが滅茶苦茶なので…。