11月12日からMONDO21で始まった、「新・伝説のクソゲー大決戦」も2回目。2回目の放送はというとアイレムから1986年に出した「魔鐘」とジャレコから1987年に出した「バイオ戦士DAN」。知名度なら「バイオ戦士~」だけど、「魔鐘」も出してきたということはクソゲーとしては自信があるんでしょうね。ただし、自分プラスル2もそんなタイトルは知らないけど…。

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このゲームを推した人はというとゲームを1万本持っているゲーム芸人であるフジタくん。彼はゲームレコードGPで過去何十回も優勝しているが、ここ最近は優勝から遠ざかっている模様。しかも、最近放送された「沙羅曼蛇」(コナミ)では途中でやれててしまい司会の玉袋さんから「アウトビックリマーク」と言われてしまうという有様。結局、同僚のかれー王が優勝したけど…。そんな彼だけど、さすが1万本を持っている芸人ということもあって、このゲームについて熱く語っているんですね。
気になるゲームの内容というのはマイヤー王子が7つの塔にある魔鐘を壊し、魔王ルーバスを倒していくというものでどちらかと言えばこの時期に発売した「ゼルダの伝説」リンク(任天堂)に似たような感じかも。


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ただ、「ゼルダの伝説」のリンクリンクが4方向でしか動けないのにマイヤー王子はというと8方向も動けるけど、その武器がというと剣を飛ばすというもので、パワーアップすれば2本同時に飛ばせるものの、連射することもできないとか。しかも、序盤に出てくる敵が硬すぎでスライムのくせに何十発も攻撃しないと倒せなかったり、ダメージを受けると最大HPの半分以上持ってかれたりとゲームとしてのバランスが悪すぎなんです。ゼルダでさえ、序盤に出てくる敵のほとんどがソード1発で倒せるのに…。一応、お店で武器などを買ってパワーアップすれば1発で倒せるようになるみたいだけど、プレイするだけで指が痛くなりそうかも。


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操作性も酷いが、フィールドのほうはもっと酷く、16×16で構成される迷宮が10個あるにも関わらずマップがなかったりと不親切極まりないといった感じ。ただ、この迷宮も買い物やお金稼ぎに行く程度で攻略上行く必要がない施設だったりするけど…。
ちなみに、このゲームはライフ制となっており敵の攻撃でHPが0になったり、崖から落ちると死んでゲームオーバーとなり、パスワードが表示されるが、これにも時間制限があり10秒でしか表示されないとか。パスワードそのものは英数字10字単純なものだけど、これを10秒以内でメモし切れるかというちょっと無理かも。ただ、ゲームオーバー後、ゲームを始めるとゲームオーバー時に表示したパスワードが自動的に入力されるみたいなので親切と言えば親切だけど…。


こうしてみると「ゼルダの伝説」のほうがはるかにましといった感じかも。むろん、AVGNさんもこのゲームを紹介した が、こちらも散々叩かれていたみたいだし、この時点でクソゲー認定なんでしょうね。余談ではあるが、ゼルダの伝説のほうも1991年にSFCから出た「~神々のトライフォース」で8方向動けるようになっただけでなく、いろんなアクションもできるようになったけど、崖から落ちてもハートが減るだけでゲームオーバーになるわけもない点からいかにこのゲームが酷すぎなんでしょうね。


これだけ散々たたいてしまったために番組の後半に紹介された「バイオ戦士DAN」は次回紹介したいと思います。