PSP goが11月1日にニンテンドーDSi LLが11月21日に発売されたが、エンターブレインの調査データによるとDSi LLが発売2日で10万台売り上げたのに対し、PSPgoはというと発売から3週間がたっているのに5万台しか売れておらず、ほとんど売れていないといった状況なんです。


確かにDSiの画面サイズを大きくしただけのDSiLLに対し、PSPgoのほうはUMDを捨てるなどかつてのDS LiteDS-アイスブルー→DSiDSi・ホワイトのように劇的な変化があったにも関わらず、ふたを開けてみればDSi LLの圧勝とは何があったんでしょうね。そのキーワードがこれまでに述べた文章に隠されているんです。


そのキーワードと言えば、UMDそのものでPSPgoはこれまでPSPの財産であったUMDを捨ててなんとダウンロード専用に走ったんです。ダウンロード専用というのは先進的なイメージだが、実際はUMDしか提供していないゲームが少なくない反面、PSPgoにしか遊べないゲームが皆無だったりとデメリットばかりが目立ってしまった感じなんです。確かにDFFはダウンロード版はあるが、モンハン2ndGアイルーはというとダウンロード版もないし…。といった具合にゲームを遊ぶ分にはPSPで十分といった感じでしょうかはてなマークちなみに、PSPでもゲームアーカイブスは楽しめますし、今のところPSPgoを買う要素はなかったりします。ヤフオクを見てもプレミアムどころか2万円程度でも入札者がいないところもあったりと発売直後から6000円以上も値崩れが発生しているのに対し、DSi LLだと定価(2万円)近くでも入札者がいるなどそれほど値崩れが発生していないなどその差は歴然だったりします。
そんなわけで、今のところ自分もPSPgoを買う気はありません。それぐらいなら、iPod touchiPod touchのほうがゲームとして魅力があるし、何よりもiPod touchでしか楽しめないゲームだってあるぐらいですから。


その一方、DSi LLはというとDSiのサイズアップ版といった感じで小さくて携帯性に優れているものを望む人がいる一方で大きいものを望む人もいるのも事実。そういうわけで、サイズ違いのDSiということもあり、古い機種を駆逐するのではなく、共存する関係になると思います。ちなみに、これまでのDSと同じように遊ぶこともできますし…。ただ、現時点では渋めな色になっていたりとどちらかと言えば、高年齢層向けだが、逆にこのようなものは低年齢層でも需要があるかなと思っています。仮に新色を出すのであればビビッド系で低年齢層にアピールする形になりそうだけど…。