前回は固定シンボルで乱数調整をやってみましたが、今回は徘徊系。ちなみに、徘徊系とは文字通りフィールド上を徘徊するポケモンのことでDPtではエムリットとクレセリア
、HG・SSではエンテイ
・ライコウ
・ラティオス
(ラティアス
)が該当します。ただ、今回はDPtではなく、HG・SSの徘徊系がメインになると思います。
焼けた塔のイベントをこなすとライコウやエンテイがジョウト地方を徘徊するわけだが、倒してしまっても殿堂入りすれば復活するみたいです。ただ、チャンピオンのワタルに勝ち殿堂入りするときに倒してしまった徘徊系のポケモンが復活するとともに個体値が再設定されるみたいなので捕まえてみていまいちだったら一度倒してはポケモンリーグに挑むのを繰り返すしかなかったりと普通だとめんどくさいけど、Seed値をコントロールすればめざパ氷で臆病な性格のライコウを出すこともたやすくできるとか。ただ、今回はポケモンリーグという引き返すことができない場所なので合っているかどうか確認する手立てがないみたいだが、ポケギアのマップでライコウ達が徘徊している場所を確認できればだいたいあっているかどうかは確認することができるとか。そのためには前回述べたentei.exeで予め居場所を調べたうえであっていることを確認してから実行に移したいところ。
まず、前準備としては眠っているポケモンを先頭にしてからワタル戦の前でセーブしておきます。その時、エンテイとラティアス(ラティオス)の居場所をメモしておいてください。セーブ後、DSの電源を落とし、再びDSを起動して設定画面に行き、目的のSeedがある日時と時刻を設定しちゃいます。その後、再起動させて目的のSeedのある時刻の14+下4バイト-(年+0x1E4)/60秒前にHG・SSを選択し、選択画面までAボタンを連打し、選択画面で下4バイト-(年+0x1E4)フレーム分待ってから「つづきを はじめる」を選択すれば目的のSeed値を引き当てることができるとか。ただ、場合によってはずれていることもあるのでentei.exeで算出した位置と実際の位置を比べて一致しなければDSの内蔵時計を設定するところからやり直してください。
目的のSeed値が一致したら、回数分だけ乱数を消費させてからワタルに話しかければOK。後はエンディング後に再開した後に徘徊するポケモンを捕まえてみて、違っていたら倒して再びポケモンリーグにチャレンジするのを繰り返してください。
乱数調整を利用してライコウやラティオスなどを捕まえる手順を書いてみたけど、乱数調整はちょっとという方は焼けた塔のイベントの前でセーブしてイベント後直ちに捕まえてみてダメならリセットを繰り返した方がよっぽど良かったりするけど、こういった手順だと簡単に目的の子にありつけるのは確かだと思います。なお、焼けた塔のイベントの段階では徘徊しているポケモンがいないためSeed値を確認するのは難しいかも。
以上、HG・SSにおける乱数調整を説明しましたが、目的のSeedを出すところまでが大変だったりします。