これまではジーエスカップで新たに使えるようになったポケモンを紹介しちゃいましたが、今回はWCS2009で使えたポケモンの中でよく使われるものをメインに紹介しちゃいたいと思います。そういえば、新たに使えるようになったポケモンでバンギラスが抜けていたけど…。


カイリューカイリュー

HP:91 攻撃:134 防御:95 特攻:100 特防:100 素早さ:80


WCS2009でも使えたけど、実際は最強カイリューに限られていたためほとんど意味がなかったが、今回はタマゴから育てたカイリューでもOKとなったんですね。カイリューと言えば、「りゅうのまい」からの「げきりん」が有名だが、シングルバトル向けである上にプラチナからはボーマンダボーマンダでも同じコンボが使えるようになったためちょっと微妙かも。特攻もボーマンダのほうが上だが、こちらは「れいとうビーム」や「10まんボルト」が使えたりと多彩さではカイリューのほうが上かも。

精神力の特性も「ねこだまし」を無効化できる点から妨害に強いのも魅力だったりします。ただ、素早さが80と並み程度なので「でんじは」や「こごえるかぜ」、「おいかぜ」のサポートが必要になってくるかも。


バンギラス

HP:100 攻撃:134 防御:110 特攻:95 特防:100 素早さ:61


レベル55で進化するために非伝説の600族の中で唯一エントリーさせることもできなかったが、レベル50フラットになったことでミュウツーなどの伝説のポケモンと一緒に新たにエントリーできるようになったポケモンだったりします。砂起こしの特性を持っていることからカバルドンと同じように砂パで重宝されると同時に攻撃力の高さや攻撃技の豊富さからエース格としても十分すぎるほど。

ただ、「おいうち」を使うと確実にバグが発生するみたいなので間違っても覚えさせないように。


メタグロス

HP:80 攻撃:135 防御:130 特攻:95 特防:90 素早さ:70


ダブルバトルで常連と言われるぐらいよく使われるポケモンで高い攻撃力から繰り出す「コメットパンチ」は驚異的。おまけに「じしん」や「だいばくはつ」といった強力な全体攻撃技だけでなく、「バレットパンチ」で先制できたりと隙がない。ただ、禁止級の伝説のポケモンが2匹まで使えるジーエスカップではグラードングラードンやホウオウホウオウといった天敵もいるうえにカイオーガカイオーガに苦戦したりと苦手な敵も多かったりします。それでも、「りゅうせいぐん」を受けられる数少ないポケモンであるのは確かなのである程度の需要があるかもしれませんね。


ラティオスラティオス

HP:80 攻撃:90 防御:80 特攻:130 特防:110 素早さ:110


こちらもダブルバトルの常連で高い特攻から繰り出す「りゅうせいぐん」は驚異的。おまけにスカーフを持たせると素早いポケモンであっても先制されてしまうことも。ただ、パルキアパルキアやレックウザレックウザが使えるようになったものの、素早さについてはラティオスのほうが上。でも、パルキアやレックウザの「りゅうせいぐん」を食らってしまうと一発でアウトなのでスカーフを巻いて対抗するしかなかったりして…。それ以外にも「しんぴのまもり」で「ダークホール」ドーブルに対抗したり、「トリック」で相手のポケモンに押し付けるといったトリッキーな戦略もできるけど、こういった戦略を使うのであればラティアスラティオスのほうが安定しているかも。


カビゴン

HP:160 攻撃:110 防御:65 特攻:65 特防:110 素早さ:30


これもダブルバトルの常連と言えるポケモンだけど、攻撃力が高いだけでなく、いざとなったら「じばく」を使うなんてこともできるのが強みだったりします。ただ、これまで紹介したポケモンに比べて素早さが低いものの、耐久力が高いということもあってか縛られにくいのがこのポケモンの強みだったりします。おまけに素早さの低さを利用して「トリックルーム」対策もできちゃうし…。本当に素早さだけがダブルバトルではないんですね。